東京・大手町にあるビルのロビーにずらりと展示された約1千700枚のキルト。木や花をあしらったものが多く並ぶなか、異彩を放つ一つのキルトが。その作品には、ボールを投げようと構えている水球選手が刺しゅうされている。
その制作者の欄には百恵さん(62)の名前がーー。
「6月末まで開催されていたキルト展で、東京五輪・パラリンピックで来日する選手団に贈ろうと、専門誌で募集した『おもてなしキルト』プロジェクトの一環です。百恵さんもその趣旨に賛同し、キルト作家の一人として作品を寄せたと聞いています」(キルト展関係者)
開催が目前に迫り、日夜準備が進む東京五輪にキルトで“エール”を送った百恵さん。いっぽうで、いまだ収束の見えないコロナ禍での開催に疑問を呈する声も強まっている。
そんな6月下旬、夫の三浦友和(69)が自ら出演する映画『唐人街探偵 東京MISSION』のイベントに出席。「今、あなたにとって聞きたいことは?」という質問に対して、こう答えたという。
「ずっとおかしいと思っているのは、なんでずっとオリンピックをやろうとしているのかな、この人たち」
さらに「探偵に解決してほしいことは?」という質問に対しても、
「理由を話してくれない。理由も教えてくれないのは、なぜなんだ? これを何とかしてほしい」と苦笑しながら疑義を唱えたのだ。