■専門家はギャンブル依存症を指摘
徳光は以前、雑誌のインタビューで愛妻について、
《あればあるだけ使ってしまうタイプだったんです。それをカミさんは知らない間に家を建て、息子たちの面倒をみ、わたくしが生活のことを考えずに毎日が送れて安心して仕事ができるというのも、思えばカミさんのおかげなんですよ》(『月刊Hanada』’16年7月号)
と、家計の管理を全て任せてきた頼りになる存在だと明かした。
前出の『徹子の部屋』ではそんな賢妻が、「『あなたは馬券を買っているから今があるんだ』みたいなことを言ってくれますんで、いいかみさんですよね」と、ギャンブルを容認してくれていると語っていたが――。
依存症治療を専門とするライフサポートクリニックの山下悠毅院長は、彼の現状をこう分析。
「妻が認知症になったことで、『悲しませずに預金や保険を解約できる』と徳光さんが、気づいたことが今回の話の始まりであるという印象です。徳光さんはいつだって“競馬をしたい自分”と“妻を悲しませたくない自分”のはざまにいたのでしょう。
また自ら解約の話をしたそうですが、これはあえて人に伝えることで、『自分はまだ大丈夫だ』と安心したいという心理が働いたのでしょう。徳光さんの負けた総額は10億円規模との話もありますので、依存症といえるかもしれません」
専門家も危惧する徳光のギャンブル依存――。
前出の『徹子の部屋』では、「私が稼いだ金だから、勝手に使ったって構わないのでは」と、持論を展開し歯止めが利かなくなっているようにも思えるが、一線を踏み越えてはいないようだ。
「徳光さんは、自分の年金をギャンブルにつぎ込んでいる一方で、奥さんの年金には一切手をつけてはいないそうです。奥さまと一緒にいたいという気持ちも強いそうですが、将来的には介護施設に入れることも検討しているそうです。認知症が進行して老老介護になる。だから介護費用だけはきちんと確保して共倒れを防ぐように考えているといいます」(徳光の知人)
長年支えてくれている賢妻の笑顔を保ち続けてほしい――。