「Badを付けてる方々、おそらくですけど、中身も見ずにBadをつけてる人がたくさんいらっしゃるみたいで。おそらく、僕のアンチの方々だと思うんです」
こう語ったのは、元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(51)だ。9月12日になかやまきんに君(43)と自身、それぞれのYouTubeチャンネルでコラボ動画をアップした宮迫。すると宮迫側の動画には高評価が多くつけられているものの、きんに君側の動画は高評価よりも低評価が上回る事態に。
そして宮迫は自身のYouTubeチャンネルで18日、冒頭のようにコメント。さらに「僕のところにやればいいじゃないですか?」といい、「きんに君の方にBadを付けたら、『宮迫がショックを受けるんじゃないか』ということでしょうね。ちょっと遊び感覚にもなってて……」「もうそういうのやめましょうよ」と続けた。
実際、今月21日現在でも、きんに君側の動画は「高く評価」が1.6万であるのに対して「低く評価」は1.9万と3,000もの開きがある。これほど低評価を記録するのはきんに君史上初めてのこと。“宮迫効果”は相当なもののようだ。
しかし、宮迫が動画に登場したことで評価が“逆転“したケースもある。それはTKO・木下隆行(49)とコラボした時のことだ。
昨年4月からYouTubeでの活動を始めたものの、軒並み低評価ばかりを記録していた木下。しかし今年2月、宮迫はきんに君同様、木下ともそれぞれのチャンネルでコラボ動画をアップした。すると木下側の動画は低評価よりも高評価が上回ることに。また現在でも「低く評価」が1.2万であるいっぽうで「高く評価」が1.7万となっている。
この“宮迫効果”を木下のファンも喜んでおり、動画のコメント欄には《高評価上回ってて、嬉しい!!》《毎回バッドが多いのに今回すごいやん! 宮迫先生さすが》といった声が並んでいる。
きんに君も木下も、どちらも宮迫を登場させたことに変わりはない。しかし、“宮迫効果”で大きな違いを見せることにーー。なぜこのような逆転現象が起こったのだろうか?
「動画に低評価のつきがちだった木下さんですが、コラボ動画は宮迫さんのファンも見ることに。そうして木下さんだけでなく宮迫さんのファンも続々と『高く評価』を押し、それが数字となって現れたのでしょう。
いっぽうきんに君は好感度が宮迫さんより高いため、コラボ動画にあまりいい印象を持たない人たちが多い様子。なかには宮迫さんに対して『きんに君の好感度を利用している』と揶揄する人もいました。ですから、この低評価は宮迫さんを牽制するためのもののようです」(ITジャーナリスト)
良くも悪くも影響を与える“宮迫効果”。今のところ、諸刃の剣と言えるかもしれない。