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12月18日に札幌市内のホテルで亡くなった神田沙也加さん(享年35)。ミュージカル『マイ・フェア・レディ』札幌公演のために市内のホテルに滞在していた沙也加さん。同日の昼公演に出演予定だったが、昼頃にホテルの14階にある屋外スペースで倒れた状態で発見され、搬送先で死亡が確認された。

 

各メディアによると21日、母・松田聖子(59)が位牌を手に霊きゅう車に乗り、同市内の斎場に入り、父・神田正輝(71)も別の車両で会場入り。その後、2人は斎場で揃って囲み取材に応じ、神田は「2人ともあまり話せる状態ではないのでそっとしておいていただけたら」、聖子も「本当に皆さんお寒いなか、申し訳ございませんでした」と声を震わせていたという。

 

愛娘の突然の死に憔悴した様子を見せた聖子と神田。まだコメントは発表していないが、祖母である聖子の母も彼女を見守り続けた人だった。

 

「聖子さんと正輝さんが離婚したのは1997年。沙也加さんが10歳の頃。その後、多忙な聖子さんが不在の時に、沙也加さんを育てたのが聖子さんのお母様でした。沙也加さんは、母の日に聖子さんだけでなく、聖子さんのお母様にもプレゼントを贈り、大人になってからも焼き肉や買い物に一緒に行くほど慕っていたようです」(芸能関係者)

 

神田沙也加さん 当初は芸能界入りに反対も…厳しく見守り続けた祖母との絆
画像を見る 赤ん坊の沙也加を抱えた聖子と正輝

 

沙也加さんは2010年6月13日に更新したブログで、祖母に対する思いをこのように語っている。

 

《サヤは小さい頃、今考えてもかなり厳しく祖母に育てられたけど(中略)当時は怖かったけど、今は自他認めるおばあちゃん子で、大好きです。それに、今ここに居る育ててくれた祖母に心から感謝しているし、あの頃の言葉ぜんぶ、今ならちゃんと解るから》

 

自身のTwitterでは、ファンからの《ママ、おばあちゃんの料理で好きな物は何ですか??》と尋ねられ、《おばあちゃんの黒砂糖だんご》と答えていた沙也加さん。

 

《長期滞在の福岡で楽しみにしている事は何ですか?》との質問にも、《おばあちゃんといっぱい一緒にいる!》と投稿していた。

 

沙也加さんに惜しみない愛を注いだ聖子の母だが、時には厳しさを見せることもあったという。

 

「祖母は沙也加さんの芸能界入りを当初は反対していたそうです。トップスターの聖子さんを母に持つだけに、比較されて辛い思いをして欲しくないと思ったからだそう。ですが最終的には、『自分の選んだ道だから悔いの残らないように』と応援するようになったといいます」(前出・芸能関係者)

 

2014年末、NHK『紅白歌合戦』で映画『アナと雪の女王』の『生まれてはじめて』を披露した沙也加さん。誰よりもそのステージを喜んだのが祖母だったという。

 

同年に沙也加さんが『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、祖母は番組内でこんなメッセージを送っていた。

 

「沙也加の幸せを心から願っています」

 

最愛の孫娘の死に去来する思いはーー。

 

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出典元:

WEB女性自身

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