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「大変申し訳ございません。ありがとうございます。身内の近親者のみでお別れを、そしてお骨にすることができました。皆さんご協力ありがとうございました」

 

こう語ったのは、俳優の神田正輝(71)だ。12月18日に娘の沙也加さんが、札幌市のホテルから転落死。35歳の若さで急逝した。そして21日、沙也加さんの母である歌手の松田聖子(59)とともに取材陣に挨拶。冒頭のように葬儀が行われたことを報告した。

 

‘85年4月に結婚した正輝と聖子。翌年10月に沙也加さんが誕生したものの、97年1月に離婚を発表した。当時、沙也加さんは10歳だった。

 

そんな正輝だが、沙也加さんの結婚を早々と思い描いていたようだ。’16年8月、本誌で中山秀征(54)と対談。その際、「沙也加さんが結婚となったときには、どうですか」と訊ねられると、こう語っていた。

 

神田正輝「隠れてコソコソするな」聖子との離婚後に語っていた愛娘への恋愛指南
画像を見る 06年12月、銀座で正輝と食事をして嬉しそうな沙也加さん

 

「結婚、いいんじゃない。沙也加が17歳くらいのときに、『誰と付き合って、一緒に暮らしたり何してもいいけども、隠れてコソコソするな』『周りがなんとかするし、そんなに怖がる必要ないから』なんて話をしたね。いろんな経験したほうが選ぶときにいいでしょ」

 

“恋愛アドバイス”の甲斐もあり、’17年4月に沙也加さんは俳優の村田充(44)と結婚することに。正輝は当時、会見で「仲良くケンカしなさい。もめ事はあるけど、どこかに思いやりのあるケンカをしないと先に進まない」と真剣交際中の沙也加さんに伝えていたとコメント。さらに「今のうちに色んなことがあったほうがいい」「感謝と思いやりが大事」と“結婚アドバイス”も行っていた。

 

「正輝さんはかつて『僕は娘の避難所。困ったときや苦しくなったときに助けてあげられる距離がいい』と話していました。また沙也加さんも『いつも陰から暖かく見守ってくれている』と正輝さんに感謝していました。ですから、結婚後も『何があっても、頼れる父がいる』という安心感があったでしょうね」(スポーツ紙記者)

 

結婚から2年8ヵ月後となる‘19年12月、沙也加さんは離婚を発表。しかし当時、正輝は本誌の取材に対し「何もお話しすることはできないんですよ」と愛娘を守っていた。その優しさを、天国の沙也加さんも感謝していることだろうーー。

出典元:

WEB女性自身

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