批判のなか開催された東京オリンピック、次々現れる新型コロナウイルスの変異株、大谷翔平が大リーグで日本人2人目となるMVPを獲得するなど、これまでになく激動の年だった2021年。芸能界でも衝撃的な事件が次々と起こっていた――。本誌が目撃してきた数々のスクープのなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介したい。
今年10月に『TM NETWORK』の活動を3年ぶりに再開した小室哲哉。私生活では2月に、約18年間連れ添ったKEIKOとの結婚生活にピリオドを打っていた。3年前に看護師との不倫疑惑が報じられ、その後は離婚調停を行うなどこじれにこじれた2人の関係だが、離婚直後に小室に話を聞くと、元妻に驚愕の提案が飛び出した――(以下、2021年3月23日・30日合併号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ
「とりあえず、僕にとっても大きな変化の時なのかな。これから先のことはゆっくり考えさせていただこうと思います」
KEIKO(48)との離婚が発表されてから1週間がたった3月上旬の夕方。都心の繁華街で、本誌の取材にこう心境を打ち明けたのは小室哲哉(62)。
’18年1月に小室が看護師との不倫を報じられてから3年。“泥沼”にこじれた末の離婚だった。
「不倫報道後の会見で、小室さんはくも膜下出血で倒れたKEIKOさんを献身的に介護してきたと語っていましたが、彼女の親族が週刊誌で否定するなど、断絶状態に。調停で小室さんが生活費支給と多額の財産分与をKEIKOさんに行うことが決まり、離婚が成立しました」(スポーツ紙記者)
’06年に小室が詐欺事件で逮捕された際など、常にそばで支え続けるも、不倫という形で裏切られたKEIKO。『女性セブン』’21年3月18日号では「悪いことがとても多かった」「介助すらしてもらう状況になかった」と元夫への“恨み節”を漏らしていた。
そんな元妻に小室は今、何を思うのか。冒頭に続いて、小室はか細い声で話し始めた。
ーー今、KEIKOさんにどんな言葉をかけたいですか?
「KEIKOさんのことはあらゆることを本当に、心からお詫びしたいことはたくさんあったんですが……。調停離婚という形になったので、直接話もできなかったので」
ーー結局、一度もKEIKOさんとはお会いできなかった?
「お会いしてお話をしたい。お詫びしたいとは、お願いしましたが……」
ーー小室さんのほうからKEIKOさんにお会いしたいとおっしゃったんですか?
「当然です。でも、いろんな報道雑誌でですね……。僕のほうも当然、(KEIKOが)そのような気分ではもちろんないんだろうなということで、“そうですか”と、僕も了承しました」