福原愛 好感度はダダ下がり…それでも仕事が順風満帆な理由
画像を見る 福原の自宅から運び出される家財道具たち

 

■中長期で見ると苦しさも…

 

とはいえ、中長期で見ると苦しい未来も見え隠れします。

 

まず時間がたてばたつほど、知名度と実績のある選手たちが次々と引退後に解説者や専門家やタレントとしての活動に乗り出すだろうと予想されます。

 

たとえば直近では、引退宣言した水谷隼さん(32)がメディア露出を増加させています。金メダリストという揺るがない実績とバラエティ慣れしているトーク力で、引退後も解説者としての活躍は間違いないでしょう。

 

こうした後進の流れが来る前に、愛ちゃんは専門家としての実績やポジションを確立しておく必要があるのです。

 

そしてやはり「子どもを台湾に残して(親権は手放していない)恋愛に走った」というイメージは、これから長きにわたってマイナスになる可能性があります。

 

たとえば子どもはいませんでしたが、タレントの矢口真里さん(38)も不倫報道のマイナスイメージにとらわれ続けた一人です。

 

2013年に不倫離婚。その後も当時の不倫相手だった男性と交際を続け、2018年に再婚しました。しかし「もう良いじゃん」と思う人がいるいっぽうで、いまだに拭い去れない嫌悪感を抱く人もいるようです。こうした問題と愛ちゃんのケースを照らし合わせると、どうしても好感度が爆上がりという状況にはなりにくいと思います。

 

もちろん離婚や主だった養育の役割を元夫側に渡すという行動には、報道では知り得ないいろいろな事情があるのでしょう。しかし新たな恋愛がその時期とかぶっていたのは、やはりまずかった。そう考えると今でこそ仕事は順風満帆ですが、内情はそれほど安泰というわけではなさそうです。

 

近年、親権や養育の主だった役割を夫に任せて離婚する女性有名人が増えつつあります。各家庭によって離婚までの道のりやその後の関わり方は異なるとはいえ、やはり男女平等の時代を反映した流れが加速していると個人的には感じます。

 

離婚しても子どもと離れていても、その立場でできる子育てというのは必ず何かあります。だからこそ世間のバッシングは強めではあるものの、福原さんが愛にあふれた自分らしい人生を歩めるよう今後も見守っていきたいと思います。

 

(文:おおしまりえ)

出典元:

WEB女性自身

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