■贔屓筋への挨拶は早々に切り上げ、京都のお墓へ
だが、不倫報道3回目となると三田の心境は大きく変化していた。
「1月2日から東京・歌舞伎座で芝翫さんは公演中。寛子さんは通年なら新春公演は連日ロビーに立って、ご贔屓さんに挨拶をしていましたが、今年は早々に切り上げ、単身で実家の京都へお墓参りに行っていたようです。今回、寛子さんは雷を落とすことなく『まったく、あなたって人は……』と静かに諭していたのを、芝翫さんは逆に怖がっていたと聞いています」(後援会関係者)
三田は冒頭の『ひるおび!』出演時、こうコメントを続けている。
「三男も成人しましたので、これからは小欲知足の精神で、一生懸命勉強してお仕事頑張ります」
前出の後援会関係者は、「これは芝翫さんへの“卒婚”宣告でしょうね」と話す。
「2度目も3度目の不倫報道も、寛子さんの生まれ故郷である京都での公演中でした。彼女の昔からの友人や仲間たちが多くいるなじみの地で、夫がなぜそうした軽率な行動がとれるのか、理解に苦しんでいたようです。新年の母親の墓参も相当の覚悟の表れ。3人の息子たちのためにすぐ離婚することはなくても、気持ちのうえでは、これからは夫とではなく自分自身の人生を生きるーーそう墓前に報告しに行ったのではないでしょうか」
“不倫夫は不要”とテレビ番組で、そんな本音を秘めた発言をした三田。実際、彼女は最近になって情報番組に加えバラエティ番組出演にも強い意欲を示しているという。
「これまでは梨園の妻として成駒屋のイメージを守るため、バラエティ番組出演にはかなり慎重でした。ですが今後は、自分が面白そうだと思った番組なら積極的にオファーを受ける姿勢のようです。スタジオだけでなく『暖かくなって感染拡大が落ち着いたらロケ番組にも挑戦したい』という話も聞きましたね」(テレビ局関係者)
結婚から30年。子供の成人は卒婚の大きな契機になると言うのは夫婦問題研究家の岡野あつこさん。
「卒婚は’00年ごろから始まった夫婦生活の形態で、さまざまな事情で離婚はしないものの、お互いの人生を歩み、個々の人生を楽しむ考え方です。たとえば夫の帰宅時間やご飯の時間といったことを気にせず、お互い好きなことをして、お互いの自由を認める生活スタイルになります」