「この度、ネット記事やSNSでお騒がせしている件を、お詫びとご説明させて頂きたいと思います」
3月25日、こう切り出したのは宮迫博之(51)。「牛宮城」で提供している和牛が一部ネット上で“偽装ではないか”と物議を醸していたことを受けて、YouTubeチャンネルを更新した。
店の公式サイト上にあるメニュー表には「牛宮城のこだわり4」として、《30ヶ月以上肥育されたA5の雌牛のみを使用し、ウェットエイジングという方法でお肉を熟成させて旨味を引き出します》と紹介されていた(現在は削除済み)。
「事の発端は3月21日に、『煉獄コロアキ』と名乗るYouTuberが予約なしで店に“突撃”したことです。警察も出動する騒ぎとなりましたが、彼は店員から個体識別番号を聞き出しました。このことがきっかけで、去勢された雄牛が含まれていたことが判明したのです」(ITジャーナリスト)
3月1日のオープン初日から、江頭2:50(56)ら著名人が続々と来訪した「牛宮城」。さらに一度は宮迫との共同経営を撤退したヒカル(30)や事業を不安視していた堀江貴文氏(49)も訪れ、その味を絶賛していた。開店直後から繁盛ぶりを見せていた最中の出来事だった。
宮迫は冒頭の挨拶に続けて、「仕入れ担当に確認したところ、実際にメニュー表記と異なる去勢した雄牛を提供しているということが判明いたしました」と告白。“偽装”の疑惑を認めたのだった。
今回の動画には、店舗運営を担当する本田大輝氏も同席。本田氏によると、「3月1日〜22日に仕入れた牛22頭のうち、2頭が去勢された雄牛」だったとのこと。さらにメニュー上では《30ヶ月以上肥育された》と謳っていたが、実際は「肥育期間が30カ月未満の牛が提供されていた」とも明かした。
一方で、今後は「雌牛のみ」「30カ月以上肥育」の表現を取りやめると説明した宮迫。“美味しさを最優先させる”との意味合いで、「去勢された雄牛」「肥育30カ月未満の牛」を提供していく可能性があるとも言及したのだった。