3月24日、実業家の田端信太郎氏(46)がYouTubeチャンネル「田端大学 YouTube支店」を更新。「田端がマジレス!ワインのサブスクECはどこが良いのか!?」と題する動画をアップしたが、田端氏の発言が“セクハラ”だとして物議を醸している。
動画ではゲストにソムリエの佐々木健太氏(33)を招き、彼がプロデュースするワインのサブスクリプション「HOMEWiNE」を紹介。これは毎月100mlの試飲用ワイン4種が自宅に届き、佐々木氏の動画解説とともに知識も学べるという定期学習サービスだ。
田端氏は動画の概要欄で、《ワインはいまやビジネスマンの一般教養。ワインが分かれば、マーケティングもブランディングにも応用できるんです》と呼びかけている。
冒頭で佐々木氏にソムリエの役割などを質問し、徐々に「HOMEWiNE」の仕組みを紹介した田端氏。後半では、オーストラリア産とチリ産の赤ワイン2種類を試飲する流れとなった。
それぞれのワインを口にすると、田端氏は「ぶっちゃけあれですよね。僕思うんですけど、美味しいか美味しくないかと高いかどうかは分けた方がいいと思うんですよね」とコメント。続けて、こう持論を語った。
「僕の感覚で言うと、5千円越したらほとんど好みの世界で、僕アイドルオタクだから、すぐワインのことを女性に例えるとかありますけど、ぶっちゃけ例えば乃木坂46とかの皆さんがいて、それぞれ人気があって誰がセンターとかあるけど、1人1人見たらキャバクラみたいに誰指名するってほとんど好みの問題ですよ」
その上で、「高いか安いか別のところで自分はこれが好きという基準を作るというのもひとつ楽しみですよね」と語った田端氏。さらにワインを女性になぞらえた発言は続き、次のように意気揚々と熱弁したのだった。
「分かりやすいワインって女子風に言うと、巨乳みたいなドーンって感じで、ピノ(ワインの品種)っていうとC〜Dカップの美乳みたいな。すみませんね、下品な例えで。酔っ払ってきたんで」
ソムリエの佐々木氏とのコラボ動画に、《『HOMEWiNE』すごく良さそう!》《やってみるか!》と好意的な声も。佐々木氏も動画配信後に、《田端さんと企業コラボさせて頂きました! 多くの金言を頂戴し、今後のホームワインのさらなる挑戦に繋げることができそうです》とツイートしていた。しかし女性を蔑むような田端氏の発言に、ネット上では厳しい声が上がっている。
《30秒のハイライト版しか見ていませんが、とてもショッキングな描写でした。女性の身体的特徴をこのようなワインの表現に使用することに対して嫌悪の意を表します》
《企業コラボでセクハラ発言を堂々と流すとは…。「うちの会社はセクハラ容認します」って言っているようなものだと思うけど、いいのかね?》
《マジで下世話だしワインにも失礼。プロモーションってなってるけど、何故お金をかけてネガティブプロモーションするのか》
《品がなさすぎてワインが可哀想だ》
昨年9月にはTwitter上での投稿が「精神疾患を患う方々の尊厳を傷つけ、差別を助長する恐れがある不適切な発言」として、Carstay株式会社の取締役を解任されたことも記憶に新しい田端氏。ワインを女性に例えたことへの批判を、どのように受け止めているのだろうか。