クランクアップ直前に上白石、深津、川栄が現場に揃い踏み!『カムカム』泣ける5大秘話
画像を見る ヒロインとして満開の花を咲かせた上白石

 

■上白石を歓喜させた祖父母の「朝ドラ愛」

 

【4】『オードリー』岡本綾“再出演”

 

歴代の朝ドラが登場することで、それぞれのヒロインたちの時代が映し出された『カムカム』。なかでも2000年代に入ったことを示唆した『オードリー』(第63作目)は、ヒロインを演じた岡本綾(39)がブラウン管の画面に大きく映し出された。

 

「本作も同じく舞台は京都・太秦で、映画製作に情熱をささげたヒロインの半生を描いた物語でした。すでに芸能界を引退した岡本さんの顔のアップに、涙した当時のファンは少なくなかったといいます」(テレビ誌ライター)

 

【5】史上最多の「同一人物が別キャスト」

 

「喫茶店の店主役・世良公則さん、モモケンこと尾上菊之助さん、ケチ兵衛こと堀部圭亮さん、豆腐屋のきぬちゃんこと小野花梨さん……。複数の出演者がその子供や孫まで演じるのは、朝ドラ史上初めてです」(前出のNHK関係者)

 

ヒロインを取り巻く登場人物たちも、それぞれに家族のバトンを受け継いでいったのだ。

 

朝ドラ初出演ながらも、最後まで大きな存在感を放った上白石。その活躍を喜んだのは両親以上に、鹿児島に住む祖父母だったという。

 

「萌音さんの祖父母は、彼女が登場しなくなっても『カムカム』を見続けていたそうです。最終盤で萌音さんが再登場したシーンは、喜ばしいプレゼントになりました。祖父母が自分の演技を心待ちにしてくれていたことが、彼女のモチベーションにつながったそうです」(前出・制作関係者)

 

上白石家の親子3代の絆も、「カムカム」がつないでいたのだ――。

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