「ずっと自分の心にモヤモヤが残っていたので、やっとこのタイミングで伝えることが一番良いんじゃないかと。意味があることになるんじゃないかって思って、取材を受けました」
4月13日、Instagramのライブ配信でこう語ったのは水原希子(31)。同日、「文春オンライン」で配信された自身のインタビュー記事について、不安な気持ちを打ち明けた。
「現在、数多くの女優たちによる告発が相次ぎ、映画界での性加害が問題視されています。水原さんは昨年4月からNetflixで公開された映画『彼女』に主演しており、本作のプロデューサーは『週刊文春』が性加害を報じた梅川治男氏。そのことから、取材を受けることになったようです。
水原さんは本作品に出演するにあたり、性的なシーンにおいて俳優やスタッフが安心して撮影に臨める環境を作る専門家『インティマシー・コーディネーター』の導入を提案したといいます。水原さんは同記事で、自らも被害にあった悔しさを語っており、これ以上性被害が増えないことを願っています」(芸能関係者)
この水原の告白は瞬く間にSNSやニュースサイト上でも注目を集め、ネット上で反響が相次いだ。しかしその一方で、水原は自らが語ったことがどのように伝わるのか気がかりだったようだ。
Instagramのライブ配信では冒頭から泣き腫らし、思い詰めたような顔で登場。何度も涙を拭い呼吸を整えようとする水原の姿に、視聴者からは《どうしたの?》《ゆっくり深呼吸して》といった心配の声が。
何かを伝えようとしながらも、溢れてくる感情を抑えようとする水原。配信開始から7分あまり経過したところで、「何かめっちゃ苦しくて。すごい苦しいです」と切り出した。そして「週刊文春」の取材を受けたことに触れ、冒頭のように語ったのだ。
水原は「昔から自分の身に起きたこととか自分が見たこととか、そういうことに対して、わりとカジュアルにInstagramとかで積極的に言ってきた方だと思うんですけど」と話し、こう続けた。
「(中略)素直に自分が思ったこととか感じたこととか経験したことを言っていたことが、ニュースとかになってすごい大きくなれば大きくなるほど、すごく色んなことを言われたり、『またコイツだ』って言われたり、私が半分韓国だから、そのこともいつも言われたりして。もうなんか……」
ここまで話したところで再び涙で声を詰まらせ、「気にしなくていいと思ってるけど、やっぱ気にしちゃうから」と絞り出すように語った水原。
続けて、「でも今回の件に関しては、自分が実際に体験したことだし、闘ってきたことなのでちゃんと言おうと思って言ったんですけど。本当にそれがみんなに伝わる形で記事になってほしいなって思っています」とコメント。
また「自分が伝えたことがちゃんと伝わらないんじゃないかと思うと、すごいフラストレーションが溜まって苦しい」とも打ち明け、「芸能人として表に出る仕事をしている限り、そういうことを言われるのはしょうがないとは分かってもすごい傷つくんです。すごい嫌なんです。だから本当に伝わってほしいなって思います。お願いします」と呼びかけた。