■本命の令嬢を紹介した関西の大物贔屓筋が度重なる報道に激怒
だが、本誌の取材によれば、今回の一連の騒動に大物贔屓筋が激怒しているという。後援会関係者がその内幕を語る。
「昨秋に報じられた交際女性の一人は、関西の贔屓筋から正式に紹介され、海老蔵さんも真剣に再婚を考えていた“本命”でした。ただ、複数女性との交際が発覚して、その女性は『もう海老蔵さんとは連絡を取らない』とキッパリ言い切っているようです。
紹介した贔屓筋も海老蔵さんにご立腹です。実は父・團十郎さんからの付き合いで、関西ではトップクラスの贔屓筋。今後の海老蔵さんの態度いかんでは襲名に協力しない可能性もあると思います」
今回の騒動に憤っているのは麻耶や、代々の贔屓筋だけではない。「團菊」と称され、ともに梨園を背負うライバル・尾上菊之助(44)もまた堪忍袋の緒が切れているという。5月から歌舞伎座の名物「團菊祭」が3年ぶりに開催されるが、2人の共演はないというのだ。
「海老蔵さんは『暫』、菊之助さんは『土蜘』という別々の演目に出演します。ですから共演ではありません。例年の『團菊祭』では同じ舞台に上がっていましたので、異例のことです。
4月8日に行われた『團菊祭』の取材会では、菊之助さんとともに出席した人間国宝の父・尾上菊五郎さんが情報解禁前に『今年、團十郎が誕生しそう』と漏らしていました。本来、『團菊祭』の取材会には海老蔵さんが同席していなければいけません。一連の報道によって、海老蔵さんの登壇が見送られたといいます。
去年の5月も、東京五輪の開会式に登場する海老蔵さんの意向で『團菊祭』は流れていますから、海老蔵さんの最近の言動に、音羽屋が怒り心頭なのは間違いありません」(梨園関係者)