河瀨直美監督 再び暴行疑惑も…カンヌで日本映画界に苦言「見直すべきことたくさん」
画像を見る (写真:アフロ)

 

■「人間に戻って、互いに話し合うことを望んでいます」

 

2度目の“暴行疑惑”が報じられた当時、河瀨氏の姿はフランスにあった。25日(現地時間)、河瀨氏が総監督を務めた東京五輪公式記録映画『東京2020オリンピック SIDE:A』が、「第75回カンヌ国際映画祭」のクラシック部門で上映されたのだった。

 

そんななか、同日付で配信されたアメリカの雑誌「VARIETY」のオンライン版に掲載された河瀨氏のインタビューが注目を集めている。河瀨氏は東京五輪の公式記録映画を制作するに至った経緯や、日本社会における女性について語っている。

 

インタビューでは、《“女性の課題”をテーマにした作品を多く制作してきた監督として、現在、日本の映画界で起きている「#MeToo」運動についてどう思われますか?》との質問も。(以下、インタビュー部分は編集部訳)

 

日本の映画界の状況について河瀨氏は、《議論はとてもエモーショナルになってきています。ですが往々にして、現在は白・黒つけるもの、女性と男性の対立といった極端な状況にあります》とコメント。

 

続けて河瀨氏は《日本の映画界には見直すべきこと、変えなければならないことがたくさんあります》と言及した上で、《女性がリーダーシップをとる立場や役員になることが必要です。映画祭や制作会社においても。多様性を感じることが必要なのです》と主張した。

 

そして最後は、《私たちは人間に戻って、互いに話し合うことを望んでいます》と締めくくっている。

 

しかし、日本で報じられている自らの“暴行疑惑”とはかけ離れた主張に、違和感を抱く人も少なくないようだ。SNS上では厳しい声が上がっている。

 

《お前が言うな!!!》
《誰かヴァラエティに 河瀨の実情を教えてあげて!!!》
《流石顔面パンチ連打してスタッフの顔を腫らした映画監督は言うことが違うな。感情的ですかそうですか》

 

国内では厳しい目が向けられている河瀨氏だが、果たしてどのように受け止めているのだろうか。

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: