12日に放送された最終回の世帯平均視聴率が16.4％と、有終の美を飾った二宮和也（38）主演のドラマ『マイファミリー』（TBS系）。
ゲーム会社社長の主人公が娘を誘拐され、警察を排除した交渉で無事に娘を取り戻すが、1年後に再び誘拐事件が発生し……という先の読めない展開で、最終回まで「真犯人は誰なのか」と視聴者の関心を呼んだ。
「ストーリー展開への注目度も高かったですが、出演者のなかでも特に脚光を浴びたのが濱田岳さん（33）。5年前に誘拐され行方不明のままの娘を助けるために奔走する元警察官という物語のキーパーソンを演じました。その演技に視聴者からの反響が大きかったのです。最終回では泣き叫ぶ熱演も見せ、“不憫すぎる”と視聴者の涙を誘いました」（テレビ局関係者）
濱田は、すでに公開されているだけで今年3作の映画に出演。7月期の連続ドラマ『新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～』（読売テレビ・日本テレビ系、日曜22時30分～）への出演も発表されたばかりと、引っ張りだこだ。
「今後は11月から配信が予定されているNetflixシリーズ『First Love 初恋』などへの出演もありますし、その後も複数の作品への出演が決まっていると聞いています」（芸能関係者）
ある制作関係者は、濱田の近年の活躍ぶりの裏にある業界での評判をこう話す。
「あるドラマの監督は、濱田さんの仕事の“断り方”に感服したそう。もともと知り合いだったために、濱田さんにドラマのオファーを直接持ち掛けたことがあったそうなんです。ほかの俳優さんたちって大概、『僕は受けたいと思っているのですが、スケジュールが合わなくて……』なんて言葉を濁したように断ることが多いようなんですが、濱田さんに関しては『すみません。とてもやりたい役なのですがお受けできません。またよろしくお願いします』と、スパっと断ってくれた、と。
それが、かえって気持ちよかったという話をしていました。礼儀正しくて、男気あふれる人だとと感じたようで、“また彼にオファーしたい”と言っていましたよ」
私生活では、パリコレ出演経験もあるモデルで10歳年上の妻・小泉深雪（43）と結婚11年目を迎え、一人娘の父親でもある濱田。そんな彼のプライベートな素顔について、彼を知る別の映像制作関係者によると、
「若くして結婚した濱田さんですが、その後も派手に遊ぶこともなく、撮影が終わると寄り道せず真っ直ぐ帰宅することが多い方だという印象です。食料の買い出しやゴミ捨てなど、率先して家事を手伝っていたという話も聞きました」
多忙さの裏で、“マイファミリー”も大切にしているらしい。
