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「『そろそろ立ち止まらないとやばいと思った』と、俳優業を休業していた菅田さんですが、実は5月から映画の撮影に臨んでいます」(芸能関係者)

 

’22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源義経役を好演したことも記憶に新しい菅田将暉(29)。

 

大河の撮影は昨年末に終えており、2月19日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演した際には、「初めて休んでいます」と告白。一部では、9月公開予定の映画『百花』のPR活動が始まるまで休養すると報じられた。

 

「歌手デビュー5周年の今年は音楽活動に忙しく俳優業は長期間休むつもりだったそうです。しかしちょうど休業を宣言したころに今回の映画のオファーがあり快諾。メガホンをとったのは映画『八日目の蟬』で有名な成島出監督。菅田さんが丸刈りにしているのはその役のためです。撮影は5月から始まっており、6月中に撮り終わるといいます」(映画関係者)

 

突然の“俳優復帰”の裏には理由があると映画関係者は続ける。

 

「主演が役所広司さん(66)なのです。菅田さんは役所さんの息子役を務めます。菅田さんは以前から役所さんを尊敬しており、周囲に『やっと役所さんと共演できる』と喜びを語り、『休んでいてよかった』と言っていましたね」

 

菅田の周囲には、役所との共演経験者が多くいる。

 

「親友の仲野太賀さん(29)は、昨年の映画『すばらしき世界』で共演。また妻の小松菜奈さん(26)も’14年の映画『渇き。』で共演しています」(前出・芸能関係者)

 

’18年には事務所の先輩である松坂桃李(33)も映画『孤狼の血』で役所と共演。その映画公開中に菅田のラジオに松坂が出演した際には役所の話題に。松坂が、「役所さんとマンツーマンだったから、もう、幸せでしかなかった」と言うと、菅田は本気で羨ましがっていた。

 

今回の念願のオファーは役所からの“ご指名”だったようだ。

 

「キャスティングの段階でほかの俳優の名前も挙がっていましたが、『菅田くんに興味がある』という役所さんの意見もあり、菅田さんに決まったそうです」(前出・映画関係者)

 

役所は『週刊女性』’22年6月28日号のインタビューで、後進への思いをこう語っていた。

 

《夢のある若者たちに何とか良い環境を作ってあげたい。すごくそう思いますよね》

 

“令和のスターはお前”と後継として指名を受けた菅田。小休止していた菅田にとって、敬愛する先達との初共演は、実り多きものとなるに違いない。

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