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「新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、ニュース番組の編成も苦戦を余儀なくされています。

 

安住紳一郎アナ(48)が総合司会を務める朝のニュース番組『THE TIME,』(TBS系)も、7月28日の放送は地方への『出張中継』を予定していたのですが中止となり、安住アナがTBS局内を散策する企画に変更されました」(テレビ局関係者)

 

安住アナといえば、最近も“過重労働”が話題になったばかりだ。

 

「安住アナは『THE TIME,』を月曜日から木曜日まで担当しています。しかし7月16日土曜日には特番『音楽の日』で総合司会として8時間生放送を務め、さらにその後も『情報7daysニュースキャスター』にも生出演し、SNS上で『激務すぎる』と、心配の声が上がったのです」(前出・テレビ局関係者)

 

翌日に出演したラジオ番組では、「やったらやったで『働きすぎだ』と言われたりして、どうしたものか」と、長時間労働問題について自ら言及していた安住アナ。局内での評価は高く、数年連続で最高査定を受けているという。

 

「’19年には部次長待遇から、局次長待遇へ“二階級特進”となりました。しかし、それほどの評価を受けていても現在の年収は2千500万円ほどです。フリーアナとして活動すれば、その10倍以上の年収を得ることができるでしょう」(TBS関係者)

 

なぜ彼は、“億超えアナ”を目指さず、TBS局員という立場に甘んじているのか?

 

「現在、TBSの取締役を務めているA氏の存在が大きいようです。安住アナは若いころからA氏に抜擢されていましたからね。

 

また彼は“仲間意識”が強いことでも知られています。5年ほど前ですが、彼が社内改革を提案したことがありました。それまでは同じ番組に携わっていても、TBS社員と、制作会社所属のスタッフでは、名刺やIDカードが異なっていたのです。そのことについて安住アナは、『同じ番組を同じマインドで制作しているのに、所属先によって差があるのはおかしい』と、是正することを上層部に働きかけたのです。

 

特に出世欲が強いタイプでもないのですが、より上の立場にいたほうが社内改革はやりやすいと考えているようですね」(前出・TBS関係者)

 

目指しているのは“億超えアナより社長”ということなのか。

 

『THE TIME,』で急きょ放送された局内散策企画について、「テレビも新しい時代を迎えたんだ、そういうふうに感じます」と、語っていた安住アナ。

 

その発言の真意は定かではないが、彼には“TBSの新しい時代”が見えているのだろう。

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