中島みゆき 引退説浮上も繋ぎ続ける工藤静香との絆…2年半の沈黙期間に楽曲も提供
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■静香が涙した中島みゆきの言葉

 

「これまで中島さんはさまざまなアーティストに100曲以上もの楽曲を提供してきましたが、そのなかでも静香さんへの楽曲提供は24曲と最多。『MUGO・ん…色っぽい』(’88年)をはじめとし、ヒット曲をいくつも生み出してきました。

 

中島さんはこの2年半、自身の活動はしていないながら、静香さんには昨年12月に1曲提供しています。

 

静香さんはこれからも中島さんの楽曲を歌いたいと望んでいるそうで、歌手活動において中島さんは欠かせない存在だと考えているようです」(レコード会社関係者)

 

2人は単なるビジネスパートナーではない。

 

「静香さんにとって中島さんはいまなお“憧れ”の存在でもあるんです。今でも目を見て話せないほど敬愛しているそうですよ」(前出・レコード会社関係者)

 

いっぽうの中島も、そんな静香を大切に思っているようだ。’08年放送の『SONGS』(NHK)に静香が出演した際には、《あなたに巡り合えたことが、私にとっての宝物です》とメッセージを送ると、静香が感動のあまり大粒の涙を流すという一幕もあった。

 

「楽曲をほかのアーティストに提供する場合、その人の特性をつかみ、関係性もしっかりと築き上げなければなりませんが、高齢の中島さんにはそれはかなり骨の折れることです。それに、中島さんはもともと“遅筆”なタイプです」(前出・レコード会社関係者)

 

中島は’20年2月7日配信の「ほぼ日刊イトイ新聞」で《ものすごく時間かかるんですよ、書くのに》と自身の楽曲制作について明かしている。

 

「それでも、静香さんは長年信頼し、可愛がっている“愛弟子”。こうした負担を押してでも『最後の楽曲提供は静香に!』という思いがあるようです」(前出・レコード会社関係者) 中島の今後の予定について所属レコード会社は「今後のことは未定です」とコメントしている。

 

中島と静香が織りなす糸はこれからも紡がれていくーー。

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