中森明菜 再始動阻む元恋人マネージャー…新事務所へのファンクラブ運営権譲渡を拒否
画像を見る 紅白のリハーサルで微妙な距離の聖子と明菜

 

■年末の紅白にも悪影響が…

 

「明菜さんはファンクラブは絶対に存続させたいと考えていますが、無事に引き継ぎができるのか気をもんでいるそうです」(前出・芸能関係者)

 

さらには、明菜の出演が期待される今年の『NHK紅白歌合戦』にまでA氏の妨害工作が影響する恐れがあるという。

 

「『紅白』が視聴率の低迷に苦しんでいるということもあり、NHKはなんとしてでも目玉として明菜さんに出てほしいと考えています。NHKのプロデューサーが明菜さんとすでに接触しているという情報もあります。

 

ですが、NHKはトラブルを極端に嫌うのです。実際、大物アーティストでも問題が発生したら出演をNGにしたことがありました。明菜さんもトラブルが解決できないかぎり、『紅白』は危ういでしょう」(前出・テレビ局関係者)

 

行く手を阻む元恋人。それでも明菜はくじけていないようだ。

 

松田聖子さん(60)や井上陽水さん(74)を手掛けた日本でも有数の音楽プロデューサーC氏が、レコード会社に『明菜の新曲を作ります』と報告しています。明菜さんも再始動に前向きな気持ちでいます」(レコード会社関係者)

 

権利関係の譲渡に前事務所が応じていないことは事実なのか、新事務所の監査役であるB氏に本誌が問い合わせたところ、「当職が中森の代理人として前事務所ファイスと交渉中なのは事実」としたうえで、

 

「当職としては、ファイスに対し、従前のマネジメント業務及び会計について明らかにするよう求め、現在返答をお待ちしているところであり、権利関係についてもまだ調査未了の段階です。

 

なお、ファンクラブについては、ファンのみなさまにできるだけご迷惑をおかけしない形で移行する仕組みを検討しております」と説明。前事務所との引き継ぎが完了していないことを認めた。

 

また、新曲制作について聞くと次のように回答があった。

 

「新曲の制作計画については存じ上げておりませんし、中森の再始動はまだまだ先の話です。いずれにしろ、当職としては、中森の権利保護(実演家等としての著作権法上の権利、アーティスト印税等の契約上の権利、パブリシティ権を含む)を主眼として、関係各社と交渉していく所存です」

 

前出の芸能関係者は言う。

 

「明菜さんは歌声も見た目も完璧な状態でステージに立ちたいと考えています。ですが’17年末のディナーショー以降、公の場に姿を現していないこともあり、今はまだ明菜さん自身が完全に納得できる状態になっていないそうです。

 

自ら衣装や演出を考えるなど、セルフプロデュース能力が高く評価されてきた明菜さんですから、トラブルが解決し、『紅白』に出場できるとなれば急ピッチで仕上げるでしょうね」

 

元恋人の執着から逃れ、晴れやかな彼女の笑顔を見ることはできるだろうかーー。

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