■滝沢秀明も「暑苦しい」と評した“男気”
「繊細な役柄を演じきるため、集中力を切らさないように休憩時間を一人で過ごすことが多いです。物語で重要なポイントになっている手話についても、目黒さんはクランクインの何カ月も前から手話を勉強し始め、撮影現場でも手話の先生に細かいニュアンスを確認しています。撮影の合間には少し距離の離れた位置にいる川口さんと手話を交えて会話していることもあります。
連日深夜まで続いている撮影の後も、目黒さんは自宅で手話の勉強をしているそうで、頭が下がります」
こうした目黒のド根性ぶりは下積み時代から続いている。
「ジャニーズJr.時代、舞台に出演するよう声がかかったらすぐに行けるようにと気合が入るあまり、出演が決まる前に劇場の近くに引っ越したそうです。主演を務めていた滝沢秀明さんが目黒さんを『暑苦しい』と冗談めかして言っていたほど、“おとこ気”の人なんです」(前出・テレビ誌ライター)
放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にも主人公の航空学校での仲間として11月から登場する目黒。グループとしてもライブツアー中と超多忙だが、不屈の精神を発揮しているという。
「アクロバットを得意とするSnow Manに途中加入した目黒くんは、もともとバク転はできたものの、ほかのメンバーに比べると苦手な様子で、これまでSnow Manのライブではバク転を披露してこなかったんです。でも10月のライブで初披露したのです。
“自分が加入する前からのファンにも認めてもらいたい”とよく言っていたので、忙しいなかでも必死に練習したのだと思います」(女性ファン)
前出の制作関係者は言う。
「かつては“月9”などでいくつもの名作を送り出してきたフジテレビですが、ここ数年はドラマも低迷していました。
ですがここに来て『silent』と目黒さんに注目が集まっていることに局は沸いています。木村拓哉さん(49)が『あすなろ白書』(’93年)で大ブレークし、のちに“視聴率男”とも呼ばれたように、目黒さんも拓哉さんのような大スターになってくれるのではないかと期待が高まっているのです」
ジャニーズ最強のド根性で「目黒に到達する乗客」が増えそうだ。