12月24日、globeのデビュー10000日を記念して発売されるBOX『10000 DAYS』に、約11年ぶりの新曲『WHITEOUT』が収録されている。
globeといえば、95年にデビューした小室哲哉(64)自ら出演する3人組音楽ユニット。小室の元妻であるKEIKO(50)がボーカル、マーク・パンサー(52)がラップを担当し、4thシングル『DEPARTURES』は200万枚以上の大ヒット。1stアルバム『globe』は総売上455万枚で、小室の楽曲のなかで最大のセールスを記録したものの、18年1月、小室の電撃引退発表により活動を休止していたなかでの突然の“再始動”だ。
「この『WHITEOUT』は、17年8月に小室哲哉さんがSNSで一部を公開したものの、未完の状態だった曲です。今回、新たにマークさんとKEIKOさんが新たに収録にのぞんで完成しました。先月末、マークさんが出演するラジオにゲスト出演したKEIKOさんは『歌いました。新曲です!』とPRしていました」(音楽関係者)
昨年10月、小室は活動再開の際、こうコメントしている。
《僕は僕なりの創作をしたい。いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。待っていてくれるファンがいる。これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら》
小室はこの1年、『天才てれびくんhello,』(NHK Eテレ)の音楽コーナー『MTK(Music Terebi Kun)』で新たな楽曲を次々と提供。また、かつてプロデュースした篠原涼子(49)の大ヒット曲『愛しさとせつなさと心強さと』で28年ぶりに篠原と再タッグを組みMVに登場するなど、精力的に活動している。小室を知る音楽関係者は言う。
「小室さんは基本的にメディア出演には今、かなり積極的です。各テレビ局から番組出演のオファーもあり、前向きに検討しているのですが、globeの出演オファーだけは『もう彼女とは離婚しましたし、いまは関わりたくないんです』と首を縦に振りませんでした。
今回のglobe再始動は、マークが発起人だったそうです。ただ、小室さんの本心としては、もうglobeはやりたくないんです。今回はすでに作曲した過去曲なので、消極的に協力しているだけです。レコーディングは別々だったので2人とはまだ会っていませんし、これからも会うことはないんじゃないでしょうか」
KEIKOは現在、大分県内で生活しているという。伝説のユニットが再集結する日は来るのだろうか。