「手紙が恋の熱量を高める」広末涼子の“道ならぬ恋”はなぜここまで燃え上がったのか?
画像を見る 夫と次男の小学校入試に笑顔で向かう広末

 

■「自分の手で書くこと」の意味

 

手書きの手紙(以下、手紙)には、LINEにはない“特別”な要素がいくつかあります。もらう側にも書く側にも特別感を覚えさせ、恋の温度をより高めさせる効果があります。

 

まず手紙には「書くスペース」や「書き直し不可」といった制約があることで、両者にアイテムの特別感を抱かせやすくなります。その結果として表現を情熱的にさせたり、内容を濃いものにさせたりします。何通も交わせば特別に特別が重なり、気持ちが高まるのは言うまでもありません。

 

また、現代において手紙は心理的ハードルの高いものです。だからこそ、もらう側も書く側も特別であるという気持ちが高まり、相手への想いが募りやすくなります。

 

余談ですが、手紙は破けば“なかったこと”にできます。また今回の記事にもあったように仮名を使えば、いざというときに「自分のものではない」といった主張もできます。やり方次第で刹那的な使い方もできる手紙は周囲への警戒心をより薄れさせ、熱い想いが乗りやすくなる人もいるでしょう。

 

ここまで解説した要素は、使い方次第では良い効果をもたらします。例えば言いにくいことを手紙にして伝えたり、記念日に手紙を添えたりするなどは、熱量がより伝わりやすくなり、いい効果を発揮します。

 

しかし今回のような不倫においては当事者の熱量を不用意に高めるため、相性が悪い(良いとも言う)です。またクレームなど感情が伝わることで話がこじれるシーンでは、手紙での伝達は避けた方がいいでしょう。

 

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恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

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