Snow Manの目黒蓮(26)が主演を務めるドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)。
同作は『ビッグコミックスペリオール』で連載中の同名漫画が原作で、この原作漫画は「マンガ大賞2022」にもノミネートした人気作品。ストーリーは目黒演じる“世界一のワガママ男”のハルと、佐野勇斗扮する“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル稼いで“成り上がり”を目指すというものだ。
昨年大ブレイクし、圧倒的な人気を誇る目黒が主演を務めるということで話題を集める本作だが、実はもう一つ“注目すべき”点が。本作の脚本を務めるのはベテランの羽原大介氏(58)だが、羽原氏といえば連続テレビ小説『ちむどんどん』の脚本も務めていたのだが――。
「『ちむどんどん』は沖縄本土復帰50周年を記念して制作されました。アメリカ統治下の沖縄本島北部・やんばる地域を舞台に、物語はスタート。父の死後、母や兄妹と支え合いながら育った暢子は、沖縄の本土復帰とともに上京。料理人を目指し、自らの道を切り拓いていくストーリーです」(制作関係者)
羽原氏は’22年9月3日に公開された『琉球新報』の単独インタビューで、『ちむどんどん』について「朝見ていただいて“今日も一日頑張ろう”と思っていただけるようなドラマ作りが一貫してできた」と自信を見せていた。ところが、同作は放送当初から最終回まで強引なストーリー展開や荒削りな演出から「#ちむどん反省会」というハッシュタグがネットで話題となり、ハッシュタグのもと、視聴者はドラマに対してダメ出しをしていた。
「序盤では、主人公の暢子(黒島結菜)が高校の料理部の助っ人として料理大会に出場し、優勝すると突然、脈略もなく『東京で料理人になる!』と宣言。また最終回の直前で暢子の妹・歌子(上白石萌歌)が原因不明の高熱で緊急搬送され危篤状態となったものの、最終回では暢子ら家族が浜辺で亡き父の名前を叫んだところ歌子はなぜか目を覚ましました。
その後、場面が1985年から30年以上先の202X年にジャンプし、“大団円”を迎えることに。結局、歌子の病気の詳細が明かされることはありませんでした。
さらに、キャラクター設定も問題視されていました。暢子が自分勝手な性格だったり、恋人の和彦(宮沢氷魚)は婚約者を捨てて暢子と交際したり、その後、2人は結婚したりと……。また暢子の兄・賢秀(竜星涼)は怪しいもうけ話にだまされて借金を抱えるなど、一家を騒がせるトラブルメーカーで『朝ドラ史上最低のクズ兄』とも言われていました」(前出・制作関係者)