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鈴木京香(55)の体調不良による主演降板で注目を集めたドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)が、7月20日に放送を開始した。

 

代役を快諾したという若村麻由美(56)にとって、地上波の連ドラ主演は20年ぶり。平凡な主婦・浜岡妙子が大女優・若菜絹代の“代役”を引き受け、人生が急変していくという物語で、一人二役を演じている。

 

近年はドラマや映画の出演が引きも切らない若村だが、女優業から遠ざかっていた時期もあった。20年前に宗教団体「釈尊会」会長・小野兼弘氏(享年54)と結婚し、夫婦生活を送っていた時期と重なる。

 

夫の小野氏は体重100キロ越えと見た目のインパクトも強烈で、若村も小野氏も渡辺謙(63)の離婚裁判に関わっていたこともあり、物議を醸していた。小野氏は結婚から4年後に病死してしまったが、最後まで謎の多い人物だった。

 

本誌はそんな小野氏の独占インタビューを‘04年3月16日号に掲載。若村との結婚生活について取材した。ドラマとは逆に、若村が女優から妻へと“転身”していく際の思いが明かされていた。

 

《――彼女のどこに魅了されましたか? 「麻由美から相談を受けたことがあります。彼女は、私の言葉をとても豊かな心で受け止めてくれた。何かに悩んだり、困っている人は、なかなか素直になれないものです。ところが、麻由美には、仏に出会いたい、悟りへの一歩を踏み出したいという彼女の気持ちを感じたのです」》

 

《「僧侶の妻とは、僧侶が苦難に立ったとき、仏から与えられたお役目を貫く信念を持つようにと励まし、支えてくれる女性だと思います」――若村さんは理想の妻? 「いやぁ、これからです。期待しています(笑)。結婚の気持ちが固まったとき、2人で約束したことがありました。『できちゃった婚だけはしない。仏様に仕える身として、身を律していこうね』と。麻由美も同じ気持ちでした。(略)今は早く後継者が生まれることを望んでいます。麻由美も『早く子供を作りたい』と申しております」》

 

悟りへの一歩を踏み出したいとまで感じて妻となった経験、人生の振り幅が、『この素晴らしき世界』での熱演にも生かされているのか。

出典元:

WEB女性自身

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