ウエスト50.7cmという抜群のスタイルなどで注目されるインフルエンサー・ゆりにゃ。そのInstagramアカウントで、彼氏であるたいちが詐欺案件をPRしたとしてSNS上で謝罪した。
ゆりにゃのInstagramアカウントは、9月9日ごろ、“このストーリー投稿から登録すると31000円分のキャッシュバックがなされる”として、ポイントサイトへの会員登録を促すストーリー投稿をアップ。ストーリーには“三井住友銀行”や“Tポイント”などの文字とともに誘導リンクが設置されていた。
しかし、X(旧Twitter)上では、ゆりにゃの投稿から同キャンペーンに登録したところアイフルの口座を開設されるよう要求され、指示に従った結果数十万円が出金されてしまったとの被害が報告されることに。編集部が確認できた被害金額はそれぞれ20万円、30万円だった。
9月10日の夜、ゆりにゃはInstagramのストーリーを更新。《たいちです。昨日のTポイントカードの公式LINE今すぐブロックしてください。この案件はゆりかは一切関与しておらず僕の独断で行ったものです。当初企業と話していた内容と全く違く三井住友銀行の口座登録、ポイントカードの作成では無くアイフルに登録を促す様に仕向けられていました。詐欺ですので今すぐブロックお願い致します。パスワード、ID、ピンコードなどは教えないように、 よろしくお願い致します。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。後ほどインスタライブで説明させて頂きます》とし、紹介した案件が詐欺であったことを報告した。
さらに9月11日の午前1時ごろ、ゆりにゃのアカウント上で彼氏のたいちが「本当に申し訳ないです……」と号泣する動画とともに今回の詐欺案件についての謝罪文を掲載。《齊藤太一です。この度はゆりかのファンの皆様を詐欺被害に遭わせてしまい大変申し訳ございませんでした。謝罪の一言では足りない大変な事を自分はしてしまったのだと重々承知しております》と陳謝した。
また、《当時の僕は詐欺だと気づいておらず、悪気は全くありませんでした》《最初からアイフルへの口座登録の誘導と分かっていたら、紹介などしておりません。案件の金銭も一切もらっておりません。大企業からのお仕事で正常な判断が付いておらず、その巧妙な詐欺の手口に引っ掛かってしまい、ファンの皆様を巻き込んでしまった形です》と、当初この案件が詐欺であることは把握していなかったと明かした。
今回の案件について、たいちはゆりにゃはかかわっておらず、たいちの独断で投稿したことを強調。《いつもならストーリーはゆりにゃが投稿しておりますが、今回だけは僕の独断でお得な物なら皆様に共有したいなという気持ちでストーリーを投稿しました》《普段からゆりにゃの事を応援し、好きでいて頂いてるファンの皆様にとって、非常に最悪な結果となってしまいました。心の底からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。》とし、ゆりにゃのファンに対し重ねて謝罪した。
そのうえで、注意喚起として詐欺の手口を紹介。LINE追加後、アイフルで個人情報を入力し口座開設しただけの状態の場合については、現状お金を抜き取られたという報告はないという。しかし、アイフルで口座登録完了後にLINEで、名前、ID、パスワードなどを教えると出金される被害に遭ってしまうという。
たいち側では現在、3名ほどについて詐欺被害にあったことを確認していると報告。しかし、被害者はこれから増える可能性があるとし、登録してしまった人に対しては、《LINEはブロックをし、アイフルへ口座解除依頼の連絡をお願い致します。今回詐欺に遭われてしまった方は警察へ相談して頂きたいです》と呼びかけた。
今後の対応については、《僕も一被害者として明日アイフル、T-moneyへ連絡をし、警察署で今後どの様に動いたら良いか相談致します。進展ありましたら僕から皆様にご報告させて頂きます》とコメントした。