井ノ原快彦 会見に批判続出で副社長の自信喪失…ナレーション降板でタレント“引退”も視野に
画像を見る 10月2日の再会見で質問をうける井ノ原

 

■事務所を襲った“NGリスト”問題

 

2回目の会見後、ジャニーズ事務所を激震させる報道が。“NGリスト”問題だ。テレビ局関係者が説明する。

 

「10月4日にNHKが、会見の運営側が前もって指名しない記者を決めて、リストを作成していたことを報じました。これに対して、ジャニーズは声明を発表し、経緯を明かしました。9月30日の打ち合わせの際に、会見の運営を任されていたFTIコンサルティングが、“指名NG”リストを提示。

 

これに井ノ原さんは『NGって何ですか。当てないとダメですよ』と、意見していたそうです。

 

そしてジャニーズ側はFTIコンサルティングに“NGリスト”上の記者も会見で指名することを確認し、了承を得ていたといいます。実際に、会見では“NGリスト”に入っていた記者も当てられて、質問していました」

 

ジャニーズ事務所が釈明し、FTIコンサルティングがNGリスト作成を認め、《ジャニーズ事務所様は作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与しておりません》と説明したものの、井ノ原を非難する声がーー。

 

「井ノ原さんは“NGリスト”の存在を知っていたにも関わらず言及しなかったことで批判されました。また、《子供を被害者にしていた企業の経営者が『子供も見ているので』と記者を注意するのはおかしい》とも指摘されたのです。

 

今回の騒動を受けて、3度目の記者会見を開くように求める声も高まっています。昨年9月にジャニーズアイランドの社長に就任して以降、タレントと社長業を両立してきた井ノ原さんは、徐々に経験を積み、少しずつ自信をつけている最中でした。

 

会見直後にも、井ノ原さんが副社長として、ジャニーズ事務所のスタッフに向けて、生配信を行い、鼓舞する一幕もありました」(前出・芸能関係者)

 

10月7日に井ノ原はこんな決意表明をーー。

 

「タレントとしてファンクラブ会員限定のブログを更新し、“弱っている場合ではない”“戦わなければいけない”とつづっていました。

 

そして実際に10月8日には、滋賀県で開催されたロックフェスにジャニーズJr.のグループ・Aぇ! groupを見るために訪れていました。ジャニーズの未来である彼らをそばで少しでも支えたいという意図があったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 

しかし今回のNGリスト騒動の影響で“二刀流”に揺らぎが生じている。

 

所属タレントからも忌憚のない意見が。10月6日放送の『よんチャンTV』(MBS系)でジャニーズWESTの中間淳太(35)がこうコメントした。

 

「東山さんや井ノ原さんもタレントで、経営に関しては素人だと思う。エージェント契約について説明されても、あんまりわかってないし。説明されたことと会見で言ったことはちょっと違うし。まだまとまってないと思う」

 

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