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「週刊文春」が報じた過去の性加害疑惑を受けて、裁判に注力するため活動休止を発表したダウンタウン松本人志(60)。その対応に追われるテレビ各局だが、読売テレビの大橋善光社長の会見での発言に波紋が広がっている。

 

1月17日に読売テレビは新春社長会見を行い、大橋善光社長が出席。各メディアによると、大橋社長は、ダウンタウンがMCを務める『ダウンタウンDX』の今後の対応について言及し、1月25日放送分はすでに収録しているが、どう対応していくかは「現場も頭をひねっている最中」だと語った。

 

また休止について「困惑しています。どうするべきか慌てている状態で、視聴者に申し訳ないし、どうお詫びをしようかという思いだ」と明かした上で、松本の今後のテレビ出演について週刊文春と松本の裁判にある程度の決着がついた場合、番組によっては出演する可能性を示唆。

 

そして「視聴者の方が望んでいないものをする必要はないと思う」とはした上で、“報道番組内で松本と性被害を訴えている女性との対決があれば放送したい”といった趣旨のコメントをした。

 

なお、このコメントについて「スポニチアネックス」は当初、「松本さんと女性側が番組内で直接対話するということがあるならば」と報じていたが後に「松本さんと女性側がそれぞれ番組に出てもらえるならば」と修正。「朝日新聞デジタル」は「たとえば報道番組で、松本さんと被害に遭われた女性が対決してくれるというのであれば、今すぐにでも私は放送したいと思う」と報じており、各社で表現に違いが生じている。

 

松本の性加害報道に関しては所属する吉本興業が「当該事実は一切ない」と否定しており、真偽のほどは現時点で明らかになっていないが、このコメントに対してはネット上で「セカンドレイプだ」「倫理観が欠如している」と多くの指摘があがることとなった。

 

そこで本誌は、会見での実際の発言や批判への見解を読売テレビに問い合わせた。すると、次の回答が寄せられた。

 

《会見では、一連の経緯と、現時点では松本氏側、週刊誌側の主張が対立している状況である事について触れた上で、ダウンタウン松本氏側、女性側、それぞれが対応してくれるならば、と仮定の言葉を使い、『例えば報道番組ですね。松本さんと被害に遭われたといわれる女性の方が対決していただけるというのであれば、今すぐにでも私は放送したらいいと思うんですよ。そういうことだったら、大いにやったらいいです』と述べております。

 

発言の趣旨は、事実関係が明らかにされていない段階であることから、松本氏側、女性側、双方が納得の上で取材に応じていただけるならば、報道機関として人権に十分配慮した上で
一方的な主張にならないよう互いの主張を取材し、放送したい、というものです。

 

なお、一部記事を引用し『番組内で直接対話』と記載された内容もありますが、大橋は『直接対話』という言葉を発言しておりません》

出典元:

WEB女性自身

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