無名なのに大炎上…「ミス日本の不倫報道」はなぜここまで世間の関心を集めたのか?
画像を見る ファイナリストではエントリーNo.1だったカロリーナ(ミス日本公式サイトより)

 

■日本人は「ミス◯◯」に弱い?

 

今回の不倫報道で感じたことは、私たちが「ミス〇〇」という肩書にいかに弱いか(興味を惹かれるか)ということではないでしょうか。

 

そもそも不倫報道前から、ウクライナ生まれ(日本国籍に帰化済み)の女性がミス“日本”に輝くことには賛否ありました。単にひとつのミスコンの話なのに、“日本”という冠がつくことで優勝者の資質について言いたくなる。それはすなわち、この肩書が「日本を代表する存在」と多くの人が思い込んでいたからではないでしょうか。

 

歴史のあるミスコンとはいえ、冷静に考えれば優勝者が日本を代表する存在であるかは疑問が残ります。こうした客観性を欠いた見方になってしまう点に、ミスコンという権威性への弱さが私たちの中に多少なりともあるのではないでしょうか。

 

次ページ >多様性やルッキズムの問題が注目を集めることに

恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: