「今日、たまたま実家から来たんですよ。朝、母がおにぎりにぎってくれて」
そう語ったのは、百恵さん(65)の長男・三浦祐太朗(39)。2月9日、『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(TBSラジオ)に出演したときのことだ。
ほっこりする親子話かと思いきや、百恵さんのおにぎりには変わったところがあるようでーー。
「異様にデカいんですよ。コンビニのおにぎりを皆さん、想像していただいて、あれの2倍くらいあるんです」
実際に持ってきたおにぎりの中身は、鮭マヨネーズ。昔はさらに大きく、なんとコンビニサイズの2.5倍はあったという。
「百恵さんの“巨大”料理エピソードは数知れず。餃子も通常の2倍の大きさだったといいます。祐太朗さんは“お前の母ちゃんのおにぎりデカくね?”と友人に指摘されたこともあるとか」(スポーツ紙記者)
この日、百恵さんが愛を込めた“巨大おにぎり”で息子を叱咤激励したのにはわけがある。21日に祐太朗が初のベストアルバムを発売するのだ。もちろん、『いい日旅立ち』など百恵さん楽曲のカバーも収録されている。
「1週間前の出演回でもアルバムの話になり、パーソナリティが“百恵さんから歌のアドバイスはあった?”と質問を。
祐太朗さんは『日本語をとにかく大切に』『歌謡曲はその日本語が伝わってなんぼ』と指導を受けた、と答えていました」(前出・スポーツ紙記者)
さらに百恵さんからは、実践的なアドバイスも。祐太朗は前出のラジオでこう明かしていた。
「日本語を伝えるっていう技術の一つとして、『鼻濁音に注意する』っていうことは言われましたね。“がぎぐげご”って発音するんじゃなくて、メロディの中でもちょっと鼻にかかるように発声するっていう」
音楽関係者は語る。
「15年以上音楽活動をしていますが、祐太朗さんは芽の出ない時期も長かった。百恵さんは今でも先輩歌手として、できる限りのことは教えたいのでしょう。彼がカバー曲を出したきっかけも、『祐太朗の声で、私の歌っていた曲を聴けるのはうれしいことだよ』という百恵さんの一言でした」
同ラジオでは、子育ての話題でも盛り上がった。’22年、祐太朗夫妻に娘が誕生。百恵さんにとっての初孫だ。母からの子育ての助言について聞かれ、祐太朗は、
「僕が異様に手のかかる子どもだったみたいで、片時も母親から離れなかった(中略)。『それに比べたら……』ってよく言っていましたね」
と応じていた。前出のスポーツ紙記者は分析する。
「祐太朗さんも40歳目前。とはいえ百恵さんにとっては、まだ“手のかかる子ども”なのだと思います。
息子たちの独り立ちを期待しつつも、いろいろと心配して世話を焼いてしまうのでしょうね。母業からの“いい日旅立ち”はまだ先になりそうです……」
4月に不惑となる長男を気遣い、おにぎりをちょっぴり小さくした百恵さん。アルバムがヒットしたら、また元に戻るかも……?