■「いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく」…清水のコメント全文
これまでみてくださったり関わってくださった皆様、ありがとうございました。
この5年間でたくさんのことを経験させていただきました。
NSCを合わせたら6年間にもなります。
そんな日々を過ごす中で、嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました。
芸歴5年目というのはキリが良いので考えるタイミングにもなりました。
実際に今やめようと思える程度にはこの職業での活動に満足したことも、理由の1つです。
劇場メンバーになるという大きな目標が思っていたよりもスムーズに達成できたり、自分が芸人になる前に「おもしろい」「すごい」と思ってみていた方々、近しい先輩、同期、後輩など周りとの関係が徐々に深まっていったり、ネタを褒めてもらえたり、ライブに呼んでいただいたり、ライブをみた方々が共感してくださったり、そして劇場メンバーになってから次の目標としていた各賞レースの本選などにも出場できたり。これだけにはとどまりませんが、どれも嬉しかったです。
もちろん賞レースで優勝できたら尚良かったですが、先ほども書いた通り、活動する中で様々な要因が積もり、芸人を一生続けることはないという意思がだんだんと固まっていったので、いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく感じました。
やめる人たちと思われながらネタなどをみられるのが嫌だったので、今日までお伝えしませんでした。
総じて、芸人という職業を経験できて良かったです。
本当にありがとうございました。
清水香奈芽
(FANY Magazineより引用)