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6月20日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)にて、8月31日に放送される『24時間テレビ47』のテーマを発表。総合司会を務める水卜麻美アナウンサー(37)によって、改めて番組の意義が説明された。

 

『24時間テレビ』といえば、昨年11月に系列局の幹部によって募金の着服が行われていたことが明らかになった。当該人物は10年にわたって番組への寄付金などから総額1100万円以上着服していた。

 

これに対し、水卜アナは「皆さまからの信頼を裏切ってしまう行為です。改めて心よりお詫びを申し上げます」と謝罪。そのうえで改めて、同番組の開催の意義を説明した。

 

「皆さまの信頼を裏切るようなことがありました。本当に申し訳なく思っていますし、心苦しく思っています。でも、だからこそ、この皆さまが作ってくれたこの『24時間テレビ』を私たちは続けたいです」

 

そして、番組のテーマを変更することを発表。開始当初から使われていた「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更し、自問自答するような形にしたという。

 

毎年恒例で作っている“チャリTシャツ”についても苦悩したといい、「悩んだ末にスタジオジブリにご相談をさせていただくことにしました」と発表。最終的に「24時間テレビ『愛は地球を救うのか?』。このテーマを私たちは自問自答し『24時間テレビ』を再スタートします」と締めくくっていた。

 

その後、水卜アナは『DayDay.』にも出演。募金の管理を専門の業者に任せるなど、再発防止策を外部の弁護士とともに策定したことを伝えた。

 

同局の看板アナである水卜アナが謝罪し、改めて開催の意義を伝えた日本テレビ。しかし、”信頼を失った”という募金の着服は10年にわたり行われており、NHKによると調査に対し「着服しても発覚しにくい入金があり思いついた」と語っていたという。

 

しかし、今回の水卜アナの説明では募金の集計や管理方法などについては明言しておらず、「募金活動について、これまで善意に頼ってやってきたことをきちんと明文化して、新しいルールを作りました」という発表のみ。

 

これまで45年間の寄付金総額は424億円を超えるなど、日本最大規模のチャリティ番組として貢献してきた『24時間テレビ』。しかし、同局の関係者が寄付金などから10年にわたって着服していたことは番組の存在意義を根本から覆す不祥事として糾弾する声が相次ぎ、“今年の放送を見送るべき”といった声も多かった。

 

そんななか、今回見せた対応について「説明が十分でない」という批判が殺到。番組の開催について改めて疑問視する声が寄せられていた。

 

《何の権限も監督責任も無いミトちゃんが謝罪して、挙句に「救うのか?」って違和感しか無かったよ 着服の問題と、募金を必要としている地域や人達がいる事と、愛で地球を救えるのかとかは全然何も関係無いんじゃないかな?》
《愛は地球を救う で何年だか何十年だかやってきて、根幹から覆されることなのにそれすらテーマにして放送してやろうってのが結局お涙頂戴、お金頂戴が見えて透けるよね。本当に反省してるなら今年くらいは放送中止なり経緯の説明とか再発防止策とかを話し合うような番組を作ったほうが良いと思う》
《今年はやるべきではないでしょう。実施ありきで話を進めていたとしか思えないし、弱者?に焦点を当てる為なら、ドキュメンタリー番組等で出来ますし、わざわざ24時間にする必要もない》
《24時間テレビの謝罪の件、何が1番嫌って 「継続して良いのか?と思ったけど、求めてる人も居るからやりまーす!」 という点 あくまで「皆がやってって言うから…」 どこまで姑息なんだろね 相変わらず嫌いな仕草で ドンドン日テレの株下がってくわ 今年も観ません》

出典元:

WEB女性自身

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