Cocomi バレーボール選手との“交流アピール”に冷ややかな声が集まってしまう理由
画像を見る 22年4月29日発売のCD『 de l'amour [通常盤]』

 

■夢を叶える者はいつの時代も嫉妬される

 

Cocomiさんが普段どれほどの努力をして今の地位を築いているかは、外部には知るよしもありません。とはいえ、親の存在が目立つ以上、どうしても「努力なくして今の成功を手にしている」と他者には思われてしまいやすいでしょう。

 

世間はこの「努力せず幸せを手にしている(ように見える)人」には、特に猛烈な嫉妬や妬みを抱くことが多いです。なぜなら世間にとってその人は、“めぐりや環境のおかげで得をしているだけ”に見えるのですから。

 

一般人でも、例えば「実家が太い」など環境に恵まれた人は、大人になるまでにこうした嫉妬に揉まれるケースはよく聞きます。実際裏で努力をしている人もいれば、見たまんま努力せず楽をしながら恩恵を手にしている人など、実情は様々です。しかし、外野はそんな細かい部分まで考慮しないので、難しいところです。

 

こうした人の心の仕組みが、Cocomiさんの推しとスルッと交流できてしまう姿を、悪い方向に解釈させているのかもしれません。

 

■タレントCocomiの進む道はどこ?

 

芸能界でデビューした瞬間から注目され続ける彼女。とはいえ親のパワーはいつか切れます。そうなる前に、身を立てておかねばと思う人が多いと思われますが、Cocomiさんが進むべき道はどういう方向なのでしょう。

 

1つは、日本的な目線を考慮し、フルート奏者兼タレントとして、地道な歩みを進めることです。二世タレントだとしても地道な努力を続け成果を出すことができれば、あるタイミングで評価が一転することは少なくありません。

 

もう1つは、現在のまっすぐな純粋さをそのままに、我道をいく方向です。そもそも人の気質には、自分が頑張らなくても周りがだいたいのことをお膳立てしてくれる、“姫気質”“王子気質”を生まれ持っているケースがあります。

 

こうした気質の人たちは、自分が頑張ろうと思ったら周りがサッと手を貸してくれたり、自分のしたいように動くだけで周りの人がついてくるといった、特別な求心力のようなものを発揮しています。

 

なんとなくCocomiさんもそのタイプなのかなと思ったりしますが、どちらにせよ、キャラとしてそういう純粋さを全面に出し、世間の声をスルーして前に進むのも1つの選択でしょう。

 

フルート奏者としてのスキルや実績を伸ばすのか。はたまたタレントやモデルとしての活動を伸ばすのかーー。この先の活躍にも要注目です。

 

(文:おおしまりえ)

恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

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