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プロ野球巨人で昨シーズンまでコーチを務めた元木大介氏(52)が、7月16日に自身のYouTubeチャンネルを更新。かつてプロ野球界で“クセ者”の異名をもつ人気選手だった元木氏は、引退後テレビやラジオでの野球解説を務めるほか、タレントとしてバラエティ番組にも出演を重ねた。動画では、それぞれのフィールドで存在感をみせることの難しさを明かした。新たな分野に挑戦する際は、次のように考えているという。

 

「自分でこの仕事を選んでいる限り、何か勉強してついていこうと。一生懸命。野球のことでも、しゃべりをどうのこうのと思うし、タレントだったらタレントで、いろんなことを。(その世界で)ヒット打ちたいなというのもあるし」

 

テレビ出演時はトークに関して常に反射神経が求められたそうで、

 

「やっぱり考えなきゃいけないし。言っていいのか悪いのかっていう質問とかされたときに、パッと答えられるようにしなきゃいけない。その辺は『ヘキサゴン』ですごく勉強になった」

 

と語った元木氏。18年末から『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)に出演していたが、当時はMCの島田紳助氏からさまざまなことを教わったという。日ごろから突拍子もなく鋭い質問を投げかけられ、即座に答えることを要求され緊張の連続だったようだ。

 

「その反応を(紳助氏は)見てるから。仕事の最中でなくても、『ふだんメシ食ってるときから、質問されたらパッと答えろ』と。それがいいことだからと言われて。(一緒に食事をしている席で)メシの味わかんなくなっちゃった」

 

と振り返った。テレビの仕事でも、うまくいかなかったときは今も「まるで試合に負けた感じになる」ほどショックを受けるという。オンエアをみるのも怖いと感じるほどで、放送後に周囲から「あの番組よかったね」と言われてホッとすると明かした。

 

最後に、現役のプロ野球選手に向けて、

 

「1年でも長くユニフォームを着たほうがいい。その方がラクに仕事ができると思います(笑)」

 

メッセージを送り動画を結んだ。個性的なキャラクターを備えた元プロ野球選手でも、テレビの世界で活躍することはそう簡単ではないようだ。

出典元:

WEB女性自身

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