《マンガ沼たまに観てるけど なんか僕のこと呼び捨てで馬鹿にした感じで喋ってるし 将来的に取材依頼とか来ても絶対受けないと思う。てゆうか、なんかした? 俺?》
8月16日にXでこう呟いたのは、アニメ化や実写映画化もされた人気漫画『GANTZ』などで知られる漫画家・奥浩哉氏。12日放送の『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ)で、自らの名前を呼び捨てにされる場面があり困惑したようだ。
お笑いコンビ・麒麟の川島明(45)とお笑いコンビ・かまいたちの山内健司(43)が、漫画の魅力について語り合う本番組。12日の放送回では恒例企画「マンガ家ガチアンケート」で、「マンガ大賞2024」大賞を受賞した人気漫画『君と宇宙を歩くために』の作者である漫画家・泥ノ田犬彦氏を特集。
泥ノ田氏に行った事前アンケートの回答が紹介されたが、年齢や顔写真は一切非公表に。番組後半では「マンガを描く時の7つ道具は何ですか?」の質問もあり、泥ノ田氏は「iPad」「Apple Pencil」「アームカバー」といったアイテムを明かしていた。だがこれらの写真も非公表で文字のみの回答だったことから、山内がこうコメントしたのだった。
「泥ノ田先生、もしかして“奥”ちゃうん?」
この言葉はテロップでも映し出され、川島が「いやいやいや」と笑いながらツッコミを入れていた。いっぽう山内が披露した“ボケ”は、過去の放送回からの流れだという。
「昨年9月に山内さんのリクエストで、『サンダー3』の作者・池田祐輝先生が特集されたことがありました。この時もアンケート回答のみが紹介され、池田先生ご本人の出演はありませんでした。
また池田先生は正体を一切明かしておらず、作風が奥先生と似ていると言われていることから、ネットで出回っている“3つの噂”が紹介されたのです。まず1つ目が“奥先生のアシスタントだった説”、次に“奥先生の子供説”、最後が“奥先生ご本人説”というものでした。ちなみに山内さんはこの時、『奥先生』と呼んでいました。
こうした流れから、山内さんは年齢や顔出しをNGにしている泥ノ田先生に、池田先生の“奥先生説”を重ねたのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
とはいえ冒頭のように苦言を呈した奥氏に、Xでは同情や理解を示す声が。
《敬意が足りないですね》
《奥先生が正しいです。呼び捨てはダメ!》
《マンガやマンガ家さんへのリスペクトのある番組やと思ってたので非常に残念です》
いっぽう奥氏も過去に、Xで広瀬すず(26)や中条あやみ(27)、笑福亭鶴瓶(72)など数々の有名人を呼び捨てにしていたことが……。今回のポストでそうした過去が蒸し返されてしまい、異論を呈する声も寄せられている。
《自分も他の芸能人を呼び捨てにしてるのに何言ってるんだろう 自分は良いけど他人は駄目な典型的なタイプか》
《奥先生も有名人のこと呼び捨てでツイートしてますね 公の場で呼び捨てで言われるということは、とても有名で偉大な方という証だと思います!》
《ご自身も芸能人の方々をしこたま呼び捨てにしているので呼び捨て自体をどうこう言えるお立場ではない気が…芸能人はいいんですなんてことはないですよね?》
そんな奥氏は、冒頭のポストから約4時間後にXを更新。《てゆうか、愚痴を言っただけで別に謝れとか思ってないしそんなに怒ってないです。わざと大袈裟に喧嘩させようとしないでくださいね》と、注意喚起している。果たして山内は、次回以降の放送で「奥先生」と呼称を改めるだろうか?