11月25日、人気アイドルグループ・私立恵比寿中学から星名美怜（27）が脱退することに。私立恵比寿中学は動画を緊急配信したが、その内容が物議を醸している。
「永遠に中学生」をコンセプトに活動する私立恵比寿中学。’09年8月に結成され、’12年5月にメジャーデビューを果たした。’13年12月にはメジャーデビューから1年7ヵ月という速さで、さいたまスーパーアリーナでコンサートを開催して話題となり、以降もメンバーの転入（加入）や転校（卒業）を繰り返しながら個性的な楽曲で注目を集めてきた。さらに、来年3月には約10年ぶりとなるさいたまスーパーアリーナでのライブ開催を控えている。
そんなタイミングで、発表された初期メンバー・星名の脱退。11月25日、グループは公式サイトで《私立恵比寿中学の星名美怜ですが、2024年11月25日を以て双方合意の上、契約が終了いたしました事をご報告いたします》と明かし、星名も自身のXアカウントで直筆のメッセージを公開した。
《私立恵比寿中学で活動してきた14年間は、私の人生において掛け替えのない宝物です。携わっていただいたファンの皆様、関係者の皆様、そして大好きなメンバーには、感謝の気持ちで一杯です。支えてくださってありがとうございました》
突然の発表にネットで驚きの声が上がるなか、私立恵比寿中学はYouTubeで2分ほどのライブ配信を行うことに。それは、星名以外のメンバーが星名の脱退を謝罪するというものだった。
冒頭でリーダーの真山りか（27）は「14年間連れ添った仲間をこうして送り出すことが、メンバーも本当に複雑な気持ちではありますが、 大切な彼女の今後の幸せを本当に願っております」と言い、「今年の4月に目標となるさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを発表させていただいて。で、その時に、この1年を私たちに託してほしいと皆様にお話ししたのにも関わらず、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません」と謝罪。すると真山含め9名のメンバーは全員頭を下げた。
そして真山が「私たちは今後この9人で活動してまいります。ステージにかける思いは何1つ変わっておりません。 今後とも私立恵比寿中学の応援をよろしくお願いします」と語ると、メンバー全員が立ち上がり、25秒間にわたって頭を下げた。
残ったメンバーが星名の脱退を謝罪し、25秒間も頭を下げるという異例の謝罪動画。この動画でメンバーは憔悴しているように見え、仲村悠菜（17）が涙を拭うような素振りを見せる場面も。また動画が配信される直前、私立恵比寿中学はでんぱ組.incとのツーマンライブを開催しており、動画内でメンバーはライブ中に着用していた衣装を着ている。
メンバーはかなり憔悴した様子で、X上ではファンからは心配の声が上がったほか、運営サイドからではなく残ったメンバーにこのような謝罪をさせる運営の方針に疑問を唱える声も相次いだ。
《メンバーからの謝罪動画これ必要か？ゲッソリしててエビ中オタじゃないｵﾚが見ても可哀想すぎるで、、、》
《このメンバー謝罪の動画酷すぎるやろ…なんでこんな事させるん？》
《美怜ちゃんの事はちゃんと公式運営が説明してください。なんでメンバーに頭を下げさせるんですか？ファンの事を馬鹿にしてますか？》
《エビ中の件、謝罪動画を観たんだけど、何から何まで悪手で逆にすごい。メンバーがあまりにもかわいそう。こんなこと言いたくないけど、運営は炎上商法でも狙ってるのかと疑いたくなるほどの対応》
《エビ中運営さぁ…突然のメンバー脱退を、残ったメンバーに謝罪させる動画…「何か言えないこと」あるんだとしても、これじゃあ誰も納得しないだろうよ。まず完全に憔悴してる顔のアイドルにさせることじゃない。エンタメ界過去最低クラスの「スマスマ謝罪」を想起させる残念さ》
今年、私立恵比寿中学は結成15周年目という喜ばしいアニバーサリーイヤーを迎えたが、波乱の年になってしまった。
