■アーティスト同士が認め、愛し、尊敬する
そんな小田だが、唯一出演していた音楽番組がある。
「’01年に“アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること”をコンセプトとした音楽特番『クリスマスの約束』(TBS系)がスタートしました。このコンセプトは小田さんの発案だといわれています。
’24年に最終回を迎えるまで、小田さんは信頼のおけるスタッフととともに、曲の選曲やアレンジ、リハーサルなどに時間をかけ丁寧に作り上げてきました。
毎回、収録が近づくと、『クリスマスの約束』の準備にかかりきりになっていたといいます」(前出・芸能関係者)
’24年12月に放送された最終回で、小田は番組を終了する理由について、「『クリスマスの約束』を楽しみにしていますと言ってもらえるうちに、番組を終えることにしました。寂しいけれど、きっとそれがいいと思ったのです」と語っていた。
B’zがデビュー36年にして初出場し、大きな話題を呼んだ昨年の紅白。年末のスケジュールが空いた“アンチ紅白”の小田に、NHKが血眼になってアプローチをかけているという。
「NHKは小田さんをたびたび起用し、距離を縮めています。’17年にインタビュー番組、’19年と’23年にツアー密着のドキュメンタリー番組でNHKに出演。’22年のドラマ『正直不動産』では主題歌を担当していました。同作は’26年に映画化されることも発表されています。
実は’17年のインタビュー番組と、’19年のツアー密着ドキュメンタリーは、アナウンス室の制作でした。音楽畑のスタッフだけでなく、アナウンス室の小田さんとのパイプも使いながら、NHKが一丸となって動いているそうです」(前出・音楽関係者)
今年でデビュー55周年を迎えた小田。『NHK紅白歌合戦』への初出場は突然に!?
画像ページ >【写真あり】NHKが狙うアンチ紅白な「超大物歌手」(他2枚)
