次に、「最終回でガッカリした夏ドラマ」ランキングを紹介する。
第3位は『明日はもっといい日になる』(フジテレビ系)だ。
福原遥(26)演じる刑事・夏井翼が出向先の海沿いの児童相談所で出会ったのは林遣都(34)演じる先輩児童福祉司・蔵田総介。バディを組み、力を合わせて悩める人々を救っていくというハートフルストーリーだ。
アンケートでは、
《警察からの児相への出向という設定はよかったが最後はきっぱり警察に戻ってほしかった》
《ありきたりだから》
《よくわからない展開》
など、ストーリーの面で視聴者の心を掴みきれなかった様子がうかがえた。
第2位は『DOPE 麻薬取締部特捜課』(TBS系)。
舞台は近未来の日本。服用すればまれに異能力を手に入れられる新型ドラッグ「DOPE」とその使用者を取り締まるため、新設された特殊捜査課にて髙橋海人(26)と中村倫也(38)がバディを組み、事件解決へと奔走するSFアクション作品だ。
アンケートでは、
《物語の締めに無理やり感を覚えたが、物語をドラマの中で完結させた点は良かった》
《現実にはありえない設定のドラマは比較的好きだが、このドラマはいささかご都合主義に走りすぎている気がしてだんだん興味を持てなくなってしまった》
《現実味がない》
など、SF的な設定が受け入れられないという声も上がっていた。
そして残念ながら第1位に選ばれてしまったのは『放送局占拠』(日本テレビ系)。
東京都知事選に向け特番を放送中の「テレビ日本」を舞台に、櫻井翔(43)演じる捜査員・武蔵三郎が500人の人質を救うため武装集団と対峙する、大規模クライムサスペンスだ。
アンケートでは、
《このドラマは毎回同じようなことばかりでマンネリ化してきました》
《ストーリーの展開がよめたのと、主役の演技が》
《毎回似たり寄ったりな展開》
など、前作からの視聴者のなかには“マンネリ化“を感じた人もいるようだ。
様々な作品がお茶の間を賑わしてくれた夏ドラマシーズン。10月より始まる秋ドラマも楽しみだ。
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