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9月18日に全国で劇場公開された人気シリーズの最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の興行収入が、公開当初の勢いを失い、大きな失速を見せている。

 

‘12年に公開された前作『THE FINAL 新たなる希望』から、実に14年ぶりとなる待望の新作映画。過去の実績やブランド力から、公開前には大ヒットの基準とされる「興行収入50億円超え」は確実と期待され、万全の体制でスタートを切ったはずだったが――。

 

「実際、公開から最初の3日間の初動興行収入は8億9400万円を記録し、当初の期待通りに見事なロケットスタートを切ったかに見えました。しかし、その後の観客動員数の伸び悩みは顕著で、10月21日時点での推定興行収入は約32億円と興行的な急ブレーキがかかっています。興行収入は、最終的には40億円前後に留まるのではないでしょうか。

 

過去のシリーズ2作品が100億円超え、2012年に公開された『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』も59.7億円を記録していることを考慮に入れると、この数字は厳しいものがあるのではないでしょうか」(映画業界関係者)

 

この手痛い失速の主な原因として関係者から指摘されているのが、観客層の極端な偏りだ。

 

「初動の勢いが良かった原因としては、旧作からの古参ファン層がいち早く映画館に駆け付けたことが大きな理由として挙げられますね。他方で興行的な失速の背景には、その層が作品を見終わってしまったことを示しているように思われます。これは換言すれば、『踊る』シリーズが新規ファンの獲得に苦戦しており、ファン層以外になかなか波及していないということ。

 

また、映画のストーリーや内容自体についても、観客が何度も劇場に足を運びたくなるような、いわゆる“リピート視聴”を促す深みに欠けているとの厳しい評価も上がっています。以上のような要因が、現在の興行収入の停滞に直結しているのでしょう」(前出・映画業界関係者)

 

こうした厳しい状況に、あるフジテレビ関係者は「やはりスベったというか、予想通りの流れですよね」と語り、以下のように続ける。

 

「公開前からフジは旧作品の再放送プロモーションを行っていたのですが、その視聴者のほとんどが旧作ファンと見られる中年層に集中していたのです。そのため、新作公開前から社内の一部では『今の若い世代には受けないのではないか』『スベるんじゃないか』という冷めた意見が上がっていました。最近の急な失速は、その懸念が的中したことを示しているように思います」

 

また、興行収入の停滞は思わぬところにも波及しており――。

 

「最近フジ社内で会議が行われたのですが、会議資料から『踊る』に関する議題が消え、上層部から『踊る』の現状を問いただされるまで興行収入の近況が明かされなかったのだとか。 最新の興行成績が会議の場で共有されず、いわば“トップシークレット”のように扱われる不透明な状況に対し、現場を含めた一部社内からは不満を訴える声も上がっていますね」(前出・フジテレビ関係者)

 

さらなる続編がささやかれている『踊る』シリーズだが、その実現は叶う日は来るのだろうか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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