包丁突き付けられ全裸土下座→離婚→子宮摘出「パートナー2人、好きな人10人」42歳女性が語る“ポリアモリーの生き方”
画像を見る 男性パートナーのぺぷシさんときのコさん(写真:本人提供)

 

■「100人に罵詈雑言を投げつけられても、1人か2人が救われれば」

 

この修羅場を経て離婚したきのコさんは、18歳のときに知った「ポリアモリー」を思い出し、我が事だと受け入れ、その生き方を実践するようになった。だが当初は、離婚の原因となった不倫相手と、複数の人と交際していくことを前提にパートナーとなったものの、お互いの関係性を模索する中で激しい衝突もあったという。

 

「ポリアモリーにもいろんなタイプがあります。私の場合、『自分以外と付き合わないで』という独占欲はまったくないのですが、嫉妬心はあります。相手の恋人が、自分が以前から知っている友人だったりすると、メタモア(恋人の恋人)として仲良くなれたりするんですが、知らない相手だと不信感や嫉妬の感情が募ってしまうんです」

 

きのコさんはさらに、パートナーとの価値観の相違についてこう振り返る。

 

「『すでに交際している相手がいるのはOKだけど、新しく恋人を作るのはやめてくれ』というパートナーもいて、2年ほどで別れてしまいました」

 

約5年前に大手メーカーを退職したきのコさんは、現在はシェアハウスを運営しながら、ポリアモリーに関する情報発信やイベント活動を精力的に行っている。

 

「ほぼ毎週、ポリアモリーに関するイベントをやってます。ポリアモリーの認知と理解が進み、参加者の悩みがゼロになるまでやろうと思ってるんですけど、何年経っても悩んでる人がずっと来続けています」

 

しかし、顔を出してメディアで発信を続けることには、激しいバッシングという代償を伴うこともある。

 

「私のインタビュー記事がWEBに配信されたのですが、寄せられた4000ほどのコメントの9割が罵詈雑言だったんですよ。凄まじくて。《ブスのくせに》《性病持ってそう》というコメントもあったり、《ポリアモリーの人は子供を産むべきじゃない》とか《結婚すべきじゃない》といった批判でした」

 

心無い言葉を浴びせられても、きのコさんは活動をやめない。「100人に罵詈雑言を投げつけられても、1人か2人に『救われました』と言ってもらえれば、活動する価値がある」と力を込める。

 

「じつは私、子宮筋腫の数が増えすぎて生理が重く、結果的に月経困難症という診断を受けました。子供を産むのかどうするのか、2、3年迷ったのですが……40歳になって、当時のパートナーと別れたこともあり、子どもを産まない選択をして、子宮を摘出しました」

 

自ら子宮を摘出する決断を下したきのコさんは今、子育てに代わる役割を社会に見出しているという。

 

「私のコミュニティやイベントには20代・30代の参加者が多いんです。自分より若い人たちが恋愛や性愛のことで苦しまない、もっと選択肢の多い社会を残したい。それが広い意味で私の子育てに通じるんじゃないかと思っています」

画像ページ >【写真あり】女性パートナーのレロさんときのコさん(他4枚)

出典元:

WEB女性自身

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