史上最長ツアー最終章　人気ロックバンドflumpool　東京公演バックステージ＆ライブ完全密着10時間！

史上最長ツアー最終章　人気ロックバンドflumpool　東京公演バックステージ＆ライブ完全密着10時間！

自己史上最大・最長ツアーとなる42箇所52公演にもおよぶ全国5thツアー“Because… I am”を開催中のflumpool（フランプール）。本誌は、18日、19日、東京国際フォーラムでおこなわれた東京公演におじゃまし、本番7時間前のメンバーの会場入りからリハーサル、本番直前、LIVE、本番直後まで全10時間にもおよぶ密着取材をおこなった。

カメラを見つけると、すぐにポーズをとるのは、サービス精神旺盛なギターの阪井一生（27）。メンバーから、〝マイペース〟と評されるベースの尼川元気（27）は、少年のような笑顔で楽器を奏でた。寡黙なリーダー、ドラムの小倉誠司（28）は、たまに見せるシャイな笑顔がとても温かい。ボーカル山村隆太（27）は、会場に到着してからずっとボーカルルームにひとりこもり、本番直前まで声を出し続けている。

準備はいっさいの手抜きを許さず、周到かつストイック。でも、そこにはピンの張りつめた空気はなく、あくまで自然体な4人。ふだん、決して見ることのない4人のオフの顔を目の当たりにし、たくさんの驚きと感動を受け取った。

そして本番のステージ。

隆太がひとたび歌い出せば、「そのエネルギーはいったいどこに潜んでいたの？」と驚くほど情熱的で。２時間半、絶え間なく声を張り続けてもまったく衰えないパワフルな歌声は、鍛錬の賜物と納得させられる。疾走感あふれるライブと、ＭＣとの緩急はじつに見事だ。

「楽しいね、世界で一番この場所が幸せなんじゃないかと思うくらい、今日という日は、宝物になりました。みなさんにとっても、そうであればうれしいです」（ボーカル・隆太）

本公演のアンコールで、約2年ぶりとなるニューアルバムのリリースと、来年1月、横浜アリーナ2DAYS（11日、12日）、大阪城ホール2DAYS（16日、17日）計4DAYSのアリーナツアーが決定したことを発表。アルバムの収録曲は、今回の“Because… I am”ツアーを通して、ファンを魅了した『覚醒アイデンティティ』をはじめ、中学校の合唱曲『証』、『どんな未来にも愛はある』、『Because.…I am』を含む全14～15曲を予定している。

「本当にお待たせしました！ やっとみんなに届けられるときがきました。年明けのライブには、ぜひ、アルバムを聴いて遊びにきてください！ 1月は、笑顔で会いましょう」

本公演、2日間で１万人を動員したflumpool渾身のライブ。

楽屋に戻る、興奮冷めやらぬ4人に最後の挨拶を済ませ、今回の取材は終わった。