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馬場良馬が、映画『テコンドー魂~REBIRTH~』で演じるのは、テコンドー道場の跡を継ぐ兄弟の兄・一色新平だ。

ばば・りょうま★

84年12月15日生まれ。千葉県出身。ドラマ『東京ゴーストトリップ』(08年)で本格的俳優デビュー。これまでのおもな作品に映画
『CRAZY‐ISMクレイジズム』(11年)、テレビ『特命戦隊 ゴーバスターズ』(12年)などがある。3月6日より舞台『あんた十手もった?』(三
越劇場)、4月9日より舞台『ラブ・チェイス!!』(シアタークリエ)に出演予定。

映画『テコンドー魂~REBIRTH~』

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監督/香月秀之 
2月15日(土)~、池袋シネマ・ロサほかにて公開
出演/井上正大 馬場良馬ほか
(オフィシャルサイト)http://taekwondo-damashii.jp/
(C) 2014「テコンドー魂」製作委員会
池袋シネマ・ロサでは連日トークショー実施。詳細は劇場へ

 

――映画では、ワイヤーアクションが多く取り入れられていました。馬場さんはそのシーンには登場されていませでしたが、『自分もやりたかった!』というお気持ちになったのではないでしょうか。
「それはもちろんです。1年前まで『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)に出演していましたが、そちらでも数回しか、ワイヤーアクションを体験できなかったんですよ」

――今回演じた一色新平は、テコンドー一家で育ったという設定ですが、これまでテコンドーの経験は?
image「今回が初めてです。テコンドーって、かかと落としや飛び蹴りなど、〝足技〟で見せる格闘技なんです。なので、体が硬い僕には難しかったです」

――挑戦してみての感想をお聞かせください。
「師範の方が『できなくてもとりあえず、やらせる』という考えの方だったんです。おかげで、ひとつのことをクリアすると、どんどんレベルが上がっていくので、めちゃくちゃ苦労しました。黙々と練習をして、カメラワークできれいに見えるようにしていただいたり(笑)。ただ、主演の井上正大くんがテコンドーを長くやっていたので、コツを教えもらいました。あの笑顔で癒されながら」

――体が硬いとなると、大変そうですね。
「撮影する前、お風呂に入ってストレッチをして、筋を伸ばしていたんです。そうしたら、逆にそのことばかりに気をとられて、本番前に筋を痛めてしまって。本番ではあがらなくなってしまうという状態になりました。なんとかがんばりましたよ(笑)」

――今回は、2人兄弟の兄役ですが、馬場さんは兄弟はいらっしゃるんですか?
「下に2人いて、僕は〝しっかり者〟の長男です(笑)。それが作品に反映できたかはわかりませんが、役を想像するうえでは参考になりました。兄弟でテコンドーをやっていたものの、弟にどんどん追い抜かれ、肩身が狭くなって家を飛び出すという設定だったんです。さすがにそんな経験はありませんが、弟がいることで感覚がわかったというか」

――これまでは好青年風の役が多かったので、この映画では、ちょっと違った馬場さんが見られました。
image「そうなんです。『こんな悪い顔もできるんだぞ』と、いろいろな人に見せられたら。アウトローな役って、すごくキャラクター性が強いので、演じていても楽しかったです」

――ところで、馬場さんのお名前は本名ですか? 「馬場良馬」だけに、今年(14年)の干支、午年生まれとか?
「残念ながら、子年なんですよ。『馬場良馬』は本名で、父親が坂本龍馬が好きだったのでつけられました。ただ、画数などを考慮して『良馬』と。『馬場』のほうに『馬』の字がすでにありますが、そこは気にしなかったそうです。僕としては、名前を覚えてもらいやすいので感謝しています(笑)。それと、父の影響で僕も坂本龍馬が好きになりました」

――坂本龍馬の生き方で参考になるところはありますか?
「自分の意見を変えず、信じた道を突き進むというところでしょうか。役者をやっていく上でもすごく大事かなと。ブレない価値観を持っていたいです」

――作品のPRをお願いします。
「イケメンたちが上半身、裸になるシーンも多いので、心も目も満たされると思います(笑)。あとは『テコンドー魂』というタイトルのとおり、テコンドーアクションで見せるシーンも多いですが、その裏には家族や友情の物語が流れています。その部分で、ほっこりしていただければ。ドラマの部分もしっかりと描かれているので、女性も見やすい映画になっています」

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