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「僕ら2人で、しかも『ズキ☆アラ』という“冠番組”をやれるなんて、本当にありがたいと思っています。ファンのみなさんが、僕らをセットで『ズキアラ』と呼んでくださっていたのが、ユニット名の始まり。特別な縁があるのかなあ、不思議ですね(笑)」

若手俳優集団「D-BOYS」の鈴木裕樹が、照れくさそうに笑う。同期の荒木宏文とのユニット「ズキ☆アラ」は、4月から初冠番組『ズキ☆アラ~Don’t
Trust Over 30~』(BSフジ)をスタートさせた。30歳を迎える2人が「男としてたしなんでおきたいこと」に挑戦。楽しみながら未経験ゾーンに突入していく様子が好感を呼び、女性はもちろん、大人の男性ファンも急増した。

「番組のホームページに『若いころを思い出して懐かしい』という書き込みが増えていて。同性の先輩が楽しんでくれるのは、うれしいです。コーヒーのおいしい淹れ方を習ったり、オーダーメードのスーツを作ったり、初めて経験することばかり。大きな財産になりますね」(荒木)

番組はセカンドシーズンに突入。このたび、その内容をまとめたDVDが発売されることも決定した。

「これまで以上に僕らの“素”の部分を見せようという演出なのか、行く場所がどんどんハードになってきて(笑)」(荒木)

6月のDVD発売イベントでは、荒木の30歳のバースデーを祝うサプライズ映像が流された。アイデアを出し、実行したのは鈴木だ。

「内緒で彼の実家を訪問し、家族のお祝いコメントを撮ってきたんです。荒木が感動して、泣いちゃって(笑)」

互いによく知る者同士、30歳を機に、相手の変わったところとは?

「鈴木は、近ごろカッコつけちゃって、つまらない。昔は二日酔いのまま現場に来たり、ユルい奴だったのに。もっとはじけてよ!(笑)」(荒木)

「荒木はね、仕事の前日は絶対、飲まないという真面目な性格。コイツがベロベロに酔っぱらっている姿が見られるのは、この番組が初めてですよ」(鈴木)

 

あらき・ひろふみ(右)★’83年6月14日生まれ、兵庫県出身。
すずき・ひろき(左)★’83年10月3日生まれ、岩手県出身。

ともに’04年12月、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』でデビュー。荒木は俳優として映画『夏休みのような1カ月』(’08年)に主演。’10年から音楽ユニット「D☆DATE」のメンバーとして活動中。鈴木は『ゲゲゲの女房』(NHK連続テレビ小説)、『夜行観覧車』(TBS系)など多数のドラマに出演している。『ズキ☆アラ』ファーストシーズンの第2弾DVD『あらやんお待たせ!』が発売中。


DVD セカンドバージン『ズキ☆アラ~Don’t think, Just feel~』

3,990円(税込み)で、ポニーキャニオンより11月29日発売


 

 

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