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「議員バッジを着けると、やはり身が引き締まるものですね。劇中で使われる選挙ポスターを撮影するとき、若手議員の熱を握り拳でアピール。清々しい笑顔を心がけました」

 

そう語るのは、新・月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で市議会議員・岡本遼を演じる千葉雄大(28)。NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、葵わかな演じる主人公の兄・新一を好演。病死後、“新一ロス”が視聴者に広がった。今作で披露するのは、イケメン議員の凛々しいスーツ姿。

 

「岡本は、表層的には爽やかですし、利権が蠢く会派の中でも上手に立ち回る切れ者。その背景には、父親の借金で夜逃げ同然で街を去ったという過去があって。単なる勝ち組ではない。苦労してはい上がってきた人間の葛藤や切なさをふとした瞬間の表情で表現できたらと思っています」(千葉・以下同)

 

新米ママさん市議・佐藤智子を演じる篠原涼子をはじめ、同期議員を演じる面々は、トレンディエンジェルの斎藤司や前田敦子など個性派ぞろい。

 

「篠原さんのむちゃぶりがすごくて。撮影中、台本にはないことを突然、『千葉くん、やって!』って言ってこられるので、怖くておびえています(笑)。その最大のターゲットは斎藤さんなんですが、2人のやりとりが面白い。篠原さんのアドリブに斎藤さんも必死に食らいついて。本職の笑いのエッセンスをお芝居に生かしていると思います。僕はまだ、篠原さんへの対応力が未熟で。目下、勉強中です!」

 

最後に、“市政エンタテインメント”と銘打った本作の見どころを!

 

「政治の話ですが、とてもわかりやすくて面白い。メディアで報じられている社会問題も、即解決といかないさまざまな事情があることを、僕自身、このドラマを通して知りました。いつ何が起きるかわからないこの時代、人生の指針になる作品だと思います」

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