「コンサートは僕にとってすごく特別な空間。ジャニーズJr.のころから先輩方の後ろで踊って、育ててもらった場所です。原点に戻れることを感謝しながら挑みたいですね」
そう語るのは、9月21日に地元・千葉から2年ぶりのツアー「TOMOHISA YAMASHITA LIVE TOUR 2018 UNLEASHED-FEEL THE LOVE」がスタートする、山下智久(33)。ソロライブを始めてから、来年で10年。
「最初は不安もありました。でも今は地元に戻るような、温かい場所という感覚です。応援してくれる人との見えない絆を感じるから、まったく緊張しない。少しは緊張したほうがいいのかな、なんて思うほど(笑)」(山下・以下同)
山下のコンサートは質問コーナーがあったり、握手をしたりするなど、ファンとの距離の近さがハンパない。
「人と人とが出会うのはすごい確率。世界中の人と1人1秒ずつ会っても220年くらいかかるそうです。だから2時間もコンサート会場で一緒にいられるのは奇跡に近い。皆さんとしっかりつながっていきたいですね」
公開中の主演映画『コード・ブルー』も記録的な大ヒットとなり、多忙な夏となったが、プライベートな時間は?
「(浅利)陽介と一緒に流しそうめんをしました(笑)。『コード・ブルー』のキャストとの出会いは、一番のギフトでしたね。1カ月会わないだけで寂しくなります。King&Princeの平野(紫耀)や後輩たちとはバーベキューをしました。平野は天然で面白いし、かわいい。僕は次の世代のことを考えるのが好きなので、後輩と一緒に何か出来るといいかな、とも思っています。最近、まわりの同世代がみんな結婚しているけど、僕はなかなかしないタイプ(笑)。仕事に夢中なんです」
旅が好きな山下は今年春、2カ月かけてアメリカや南米を旅した。
「コロンビアでは英語が全然通じなくて大変だったけど、危険な目にも遭わず、楽しめました。今までいろんな国を旅したけれど、やっぱり僕は日本が大好き。海外に打ち出していけるようなドラマや映画に参加してみたいという思いもあります。きちんとした侍スピリットを世界に届けたいですね」