松岡「言い方を変えると、26年、よく続いたなって……」
最初の“解体危機”から22年、5人それぞれの不満が噴出するたびにTOKIOは調整を繰り返してきた、と3人は訴える。
松岡「そのたびに溝を埋め合うんですよ。二十数年やって、それで今回彼(長瀬)の中で脱退という形になったのは、やはり彼が40歳を超えたっていうところが1つのキッカケだったとわれわれも聞いてますし。『このままTOKIOをやっていくのも楽しいけど、もう1個チャレンジしたいことがある』って。そのチャレンジが何かはわれわれにも教えてくれないんです。それは後で結果でわかるよっていう……」
ほかのメンバーにも知らせなかった長瀬のやりたいこととは……。ある音楽関係者はこう語る。
「近年は音楽に加え、洋服のデザインにも携わり、映像作品、DJ、バイク、車にも凝っていました。仲間たちと海外から輸入してきた部品でクラシックカーやバイクを組み立て、一点物として業界誌などからも注目されていた。裏方として事務所やTOKIOの枠組みを超えた、新しいモノづくりをしたいということのようです」
「女性自身」2020年8月11日号 掲載