その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ホンマでっか!?TV』などへの出演も話題になり、この夏、本誌連載『ポップな心霊論』をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)も発売。
そんなシークエンスはやともが、実の父シークエンスパパともと一緒に登場! 自身の持つ霊能力について語り合ってくれました。なんでも2人の霊能力には違いがあるそうでーー。
パパとも「親子でも、霊能力の“チャンネル”が違うんだよな。はやともは最近、生き霊ばっかり見てるから、死んだ人の幽霊は見えにくくなってるんじゃない?」
はやとも「そうなんだよ。逆におやじは、生き霊はよく見えないって言うもんね」
パパとも「霊能力は受け継いだのかもしれないけど、見え方はぜんぜん違う。自分たちのことなのによくわかんないよな(笑)」
ーー発売中のはやとも初の著書『ヤバい生き霊』には、パパとものエピソードもたくさん。では、父だからこそ知る息子の話は?
パパとも「実はね、子どものころは怖がりで、お化け屋敷で吐いちゃったこともあるんですよ(笑)」
はやとも「今でも、お化け屋敷は苦手なんだよね……」
パパとも「殺人事件を目撃した(※詳細は『ヤバい生き霊』をチェックして!)のがきっかけで、霊能力が開花したと思ってるみたいだけど、実際は2歳くらいから幽霊に挨拶したりしてましたよ」
はやとも「あの殺人事件のとき、殺されたおじさんの幽霊がくっついちゃったんだけど、おやじが寝てる間にとってくれたんだよね。あれ、一体どうやったの?」
パパとも「ひたすら話しかけて説得したんだよ。でも、ぜんぜん聞く耳持ってくれなくてさ。ただのやつあたりなんだけど『こいつが助けを呼んでくれたら、俺は助かったかもしれないのに』なんて言われて。なんとか離れてくれるまで7時間もかかったよ……」
はやとも「いやあ、それは本当にありがとうございました」
【PROFILE】
シークエンスはやとも
1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。8月4日には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。
「女性自身」2020年9月1日 掲載