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「高校の食堂にからあげ丼というメニューがあって。1年のときから頼み続けていたら、3年のころにはネギとかマヨネーズを無限に足してくれるようになりました(笑)。たまにからあげも1つ増やしてくれたりして。思い出の味ですね。

 

最近は、頑張ったご褒美に二郎系ラーメンを食べてます。大きい仕事が終わったあとか、しっかり減量できたときだけですけどね。ふだんから大好きなラーメンも週に1回までにして、節制していると思ってたんですけど。バラエティで共演した冨永愛さんが、年に1回しか食べないとおっしゃっていて。俺、ぜんぜん我慢できてへんやんって(笑)」

 

食べ物にまつわるエピソードを聞くとこんな話をしてくれたなにわ男子長尾謙杜(22)。

 

そんな長尾の劇場映画初主演作『おいしくて泣くとき』が、まもなく公開される。長尾が演じる心也は、義父とうまくいっておらず、家庭に居場所がない同級生の夕花に恋をし、彼女を救うために奮闘する。

 

「心也は、まっすぐで正義感にあふれた青年。演じるときも芯の強さを表現できるように意識していました。誰かを守るために行動できることが、ほんまにカッコいいと思います。夕花役の當真(あみ)さんは4つ年下なんですけど、現場では『最近の学生はどんな遊びするの?』なんて聞いたりして。僕はグループの中では最年少なので、自分がおじさんになったような気がしました(笑)」

 

ちなみに、長尾自身は心也とおなじ高校生のころ、どんな青年だったのか。

 

「遊びのことしか頭になかったです。授業にはあまり集中できなくて、放課後に釣りに行くことばかり考えてました。掃除が終わると、校庭の端で餌になるミミズを捕まえて、そのまま池に向かうんです。友達と駄菓子屋さんに行くのも好きでしたね。今振り返ると、ポンコツな学生ですけど、青春には何一つムダはないと思ってます!」

 

映画『おいしくて泣くとき』(4月4日公開)

幼いころに母を亡くした心也(長尾謙杜)と家に居場所のない夕花(當真あみ)。ひょんなことから「ひま部」を結成した2人は、徐々に惹かれ合っていく。しかし、ある事件をきっかけに、夕花は突然、心也の前から姿を消してしまう……。

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