「パクり呼ばわりは許せなかった」ヒロシと“焚き火台トラブル”渦中のメーカーがこじれたワケを初告白
画像を見る ヒロシ(写真:共同通信)

 

■「サイズ違い・素材違いも作ってはダメ」

 

――その後はどのようなやり取りがあったのですか。

 

「6月5日に届いたヒロシ氏からのLINEには『自分のブランドでオリジナルをお願いしたつもり。同じものを売るなら作れない』と書かれていて。そこで、こちらは『この商品はうちでは売らない。しかし、新たに開発した構造などは使います』という旨を伝え、SNSの動画も削除して欲しいと言われたので削除しました。

 

6月24日に最終的な試作が出来上がり、最終見積もりを出すためにお金の流れを聞きました。そうしたら“契約書を作りましょう”と。6月30日に契約書案をヒロシ氏にメールし、7月6日に回答が来てそれが結構手を入れられていてびっくりしました。元々オリジナル製品として創られた事を踏まえ“同じものは作らない”旨は記載していたのですが、新たに“サイズ違い・素材違いも作ってはダメ”で、“著作者人格権の不行使と対価は製造費に含まれる”との記載があったのです。

 

“これは困る”と返答したら、ヒロシ氏は『サイズ違いは妥協する』とLINEに書いてくれたのに、再度戻って来た契約書案にはサイズ違いもダメとの記載が。知的財産権についても再考をお願いしましたが変わっていませんでした。“これには合意できない”と再度返信したところ、7月9日にマネージャー様より関係断絶とのメールをいただき、ヒロシ氏にはLINEでご挨拶しましたが既読スルーされているという状況です。

 

その後、こちらは更に改良とこだわりを加えて8月5日に先行販売を始めました。ヒロシ氏からは既存のウッドストーブ以上のアイデアは伺っていませんし、彼が提示したサンプルとは全く違ったデザインに仕上げたのは夫です。相手側から関係断絶のメールを頂いた以上、なんら問題はないはずだと思っています」

 

――8月26日、この騒動をめぐる風評被害を訴え、『笑‘s』側は《被害届を出すことになりました》とXに綴っています。そしてヒロシさん側はメーカー側の反論以降、この件について発信していませんが……。

 

「ヒロシ氏側がSNSで以上の一件を告発したことで、今回のような事態になってしまいました。このSNS告発を知って、しばらく夫は気を落としていました。ただヒロシ氏がうちの製品を“パクリ”呼ばわりし、こちら側を“純粋なバカ”などと形容したことは許せなかったため、反論して名乗り出ることにしたのです。

 

私たちには“ものづくりへの哲学とプライド”があります。’21年には『BE-PALアワード2021』でB-GO-WINGという商品が『焚き火台オブザイヤー』を受賞しています。焚き火台に関する特許も取得済みです。この業界で『笑’s』が他製品をパクっていると思う人はいないと思いますよ」

 

――夫である代表の笑一さんはヒロシさんに対して、どのような心境でいるのでしょう。

 

「私はXで誤解や疑問に対して回答や主張を投稿していました。ヒロシ氏を追い詰める内容もありました。そんな私に夫は『俺のために怒ってくれてありがとう。でも、もうそんなにヒロシさんを追い詰めないでくれ。開発に夢中になっちゃって、“俺の焚き火台”を創っちゃったけど、ヒロシさんはヒロシさんの焚き火台を作りたかったんだよな。権利の件だって、俺がもう少し折れてやれば良かったんだ。あんなに楽しみにしてくれてたのに、申し訳ない事をした。俺はやっぱりまたヒロシさんと焚き火がしたいよ』と言っていました。

 

X上でも『笑’s』に理解を示してくださる投稿がたくさんあって、『笑’s』を素晴らしいと言ってくださる方々がたくさんいらっしゃいました。今回、不幸な出来事ではありましたけど、その方々の声を聞かせて頂けた事は、本当にありがたい事で、宝物になりました。ありがとうございます。この取材回答で一区切りとさせていただき、笑’sは前に進みたいと思います。」

 

“焚き火台トラブル”はどのような収束を見せるのだろうか――。

 

画像ページ >【写真あり】「笑’sさん、いつもありがとう」11年前のヒロシのX投稿(他3枚)

出典元:

WEB女性自身

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