■「鈴木のあーめんどくさい」コーナーから、これからの『あさイチ』へ
番組の人気コーナー『鈴木のあーめんどくさい』が生まれた経緯も、鈴木アナの飾らない人柄がきっかけであった。
「就任直後の最初のロケで、焼売を簡単に包む技を紹介したんです。1、2個やったら終わりかと思ったら、スタッフから『じゃあその方法で20個全部包んでください』と言われて、思わずポロッと『あー、面倒だね』って口に出しちゃって。それがそのままオンエアされて、スタジオゲストのいとうあさこさん(56)たちから『やりなさいよ、それくらい!』って突っ込まれたのを覚えています。
それを面白がったスタッフが、その後『コーナーにしませんか』と提案してくれました。あさイチでこんな風に自分のコーナーも出来た事で気づいたのは、私は、何かする前に『あー面倒だ!』と声に出すことが、実は次の行動への原動力になっている、ということでした」
最近も、洗濯物をたたむことや、子どもの送り迎えのために日焼け対策をして外に出る準備をすることなどに毎回「あー面倒だ!」と声に出しながら、毎日必死に家事と育児をこなしているという。
最後に、鈴木アナにとって共演する博多華丸・大吉さんの存在、そしてこれからの『あさイチ』への思いを聞いた。
「お二人と共演できているからこそ、今こうして楽しく番組にいられるのを実感しています。大吉さんはとても視野が広く、どんな立場の視聴者にも寄り添う視点を示してくれます。進行面でもアイコンタクトで支えてくれる信頼感抜群の存在です。
華丸さんはご自身のことを、会話にちゃちゃを入れる『ちゃちゃ丸』とおっしゃるのですが、いつも台本にはない鋭い問いかけやツッコミが、番組に新しい風を吹き込んで、空気をガラッと変えてくれます。
いまお二人とお仕事ができるこの期間は、私の人生において本当に大きな財産です。 それぐらい『あさイチ』は大切な番組なので、次の節目となる10年を目指して、これからもずっと続けられたらいいなと思いますね。
そして、もし私がいつか担当を離れたとしても、視聴者の皆さんの声がダイレクトに届き、気持ちを共有し合えるこの貴重な双方向番組が、NHKでずっとずっと続いていってほしいと心から願っています」
【PROFILE】
鈴木 奈穂子(すずき なおこ)
神奈川県横浜市出身。2004年にNHKに入局。高松、松山放送局を経て東京アナウンス室へ。これまで『NHKニュースおはよう日本』『ニュースウオッチ9』『NHKニュース7』など、同局を代表する報道番組のメインキャスターを歴任。確かなアナウンス技術と安定感で信頼を集める。2021年4月より朝の情報番組『あさイチ』の3代目女性MCに就任。番組での自然な進行で、幅広い世代から、親しまれている。
【INFORMATION】
NHK『あさイチ』今後の放送予定↓
https://www.web.nhk/tv/an/asaichi/pl/series-tep-KV93JMQRY8/schedule
見逃し配信はこちら(放送から1週間配信)↓
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