「SMAPの存在が私たちの心から消えることはありません。17年から18年にかけては、メンバーそれぞれ第2章への助走期間。いずれ5人が再結成する日がくるでしょう」
そう語るのは、プロの占い師もその実力を認め、本誌で絶賛連載中の27星宿で未来を占う『新生オリエンタル占星術』も大人気の水晶玉子さん。16年はSMAP以外にも、これまで“隠れていた問題”が次々と吹き出した激動の1年だった。
「特にトップ・オブ・ザ・トップの存在に変化がある年でした。アメリカ大統領選も“意外な結果”となりました」
日本ではこの9月、天皇陛下が生前退位のお気持ちを表明された。
「来年は『婁宿』の年ですが、先月、51歳になられた秋篠宮文仁親王は『婁宿』の年にお生まれになられました。来年は秋篠宮さまの役割や存在感が増していくのではないでしょうか」
16年、『奎宿』の年に起きたさまざまな問題は、実は何も解決しておらず先送りされている。
「来年は『婁』の年。“つなぐ”を意味する年なので、今年の問題の決着に向けて着実に道筋をつけていく1年になるでしょう。また来年は『丁酉』の年でもあります。丁は灯火の小さな炎で、1つ1つの小さな変化を積み重ねていくことで、大きな変革へとつながっていくことを表しています」
変革と言えば、東京五輪、築地市場問題の鍵を握る小池百合子都知事の17年も気になるところ――。
「小池都知事は『胃宿』。この宿は来年幸運に恵まれ、力を発揮できる運勢にあります。今まで以上に“人との縁”を大事にすることでより目標に近づけます」
16年は不倫、結婚、離婚と愛憎劇に揺れ動いた年でもあった。
「来年は『昴宿』生まれも活躍が期待できます。“ゲス不倫”騒動で話題になったベッキーが『昴宿』ですが、17年後半にはイメージチェンジをして復活しそうです」
大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でヒロインを演じる新垣結衣もベッキーと同じ『昴宿』だ。
「西洋占星術でみると、16年秋に、幸運の星の木星が『結婚』や『契約』を意味する天秤座に入りました。“契約結婚”を描いたドラマ『逃げ恥』が社会現象となっているのもこの星回りだからこそなのでしょう」
17年は『逃げ恥』のように、結婚後に愛が芽生えるのもあり、と考える人が増えてくると水晶さんはみている。
「17年『不倫はばかばかしい』『1人より2人がいい』という思いから、若者中心に結婚ブームが到来します。それも、地方への移住婚、大家族婚と、これまでとは違うイメージの結婚が人気になります。不倫は時代遅れになっていきますが、まったくなくなるわけではありません」
さらに、水晶さんは、海外から逆輸入された「新たなスターの登場」を予感している。
「今年『あさが来た』でブレイクし、女性の心をつかんだディーン・フジオカさんは、『尾宿』。来年は新たな一面をみせてさらに活躍しそう。『PPAP』が世界中で人気となったピコ太郎さん、ディーンさんのように、海外で火がつき、その勢いのまま国内でもスターになる人が今年以上に出てきそうですね」
最後に、水晶さんは「17年大予想」をこう総括する。
「28年の新しいサイクルに入ることを踏まえ、あなたが未来に繋げたいものは何かをきちんと考えましょう。そうすることで良い選択ができ、幸運を呼び込めます」